灰色さんの短編ノベル。選択肢はなく、読み進めるだけのものです。
読了まで3分程度の本当の短編ですが、なかなかに考えさせられる良作。
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彼は蝶の翅を毟る。
愛しているからそうするのだ。閉じ込めてもその翅があるから、自分のもとから逃げてしまうのが怖くて。
彼は愛すべき蝶の翅を毟るのだ…
ああ、だけど、ついに見つけたんだ! 蝶よりもずっと夢中になれる存在を!!
彼は、勇気を振り絞り彼女に声をかけ…そして知り合いになれた。
ゆっくりと距離を縮めていき、そしてやっと告白して…
彼女も、それを受け入れてくれて…
いつしか蝶の翅を毟ることはやめていた。
愛しい人、彼女さえいればそれでいいのだ。
蝶よりも愛するものが出来たのだから。
千文字、というタグが付いていたので、もしかしてこれぜんぶで1000文字以下で書かれてるのかな…
だとしたらものすごい力量です…。
綺麗に起承転結しており、そしてこの話のあとどうなるのか…を想像させるだけの力も持っています。
うーん、綺麗な話だったなあ。
もぎもぎ。
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*画像はすべて灰色「手のひらの蝶」より
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