【 女神の剣 ベルナーの章 】
1992年12月発売、DS98の20号という、DS98の最後を締めた作品ですが、その後、「デビルフォース」として、復活したDSの第一号のメインタイトルを飾ったのはお見事。
そう、タイトルには一切出ていませんが、こちらはデビルフォースシリーズの先駆けとなった作品です。
デビルフォースシリーズは、女神の剣の続編になるわけですね。
本作の舞台は、デビルフォース一作目の数十年前に当たるお話です。
【女神の剣 ベルナーの章】
発売/開発：コンパイル
ジャンル：SRPG
収録ソフト：DS98＃20
対応ハード：PC98シリーズ
発売日：1992年12月12日
定価：2980円
レーティング：全年齢
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舞台はダリル王国、西方のハーン地方。
騎士ベルナーと、ベルナー率いる、ボガード、バートン、レインの仲間たちは、動物が狂暴化するという事件を解決するため、事件の起きている町へと向かっていた…
そこには魔物がいて、初めて見る魔物に困惑するベルナー達だが、なんとかその場を解決する。
ところが直後、その町が魔物の大群に襲われる事態が発生し…
ゲームとしてはオーソドックスなSRPGです。
目新しさもなく、本当にごくごく普通のSRPGという感じですが、逆に安定して遊べるという意味でもあります。
イベントシーンはこんな感じ。
レイン可愛いよレイン。なんかこう、大きな肩パットが広がった感じなのが、時代を感じるデザインでいいですねぇーｗ
イベントシーンでもちまちまとキャラが動いたりして、見ていて楽しいです。大きくスクロールしないとキャラが出てこないイベントシーンは、スクロール待ちがちょっと面倒な気分になったりしましたがｗ
結構硬派なゲームなんですが、ステージによっては、絡んできた酔っ払いと戦闘する、なんて場面も…
民間人相手に武器をふるう訳に行かない、と言うことなのか、キャラクター達はみんな素手で戦います。専用モーションで。なんて贅沢な。
ボガードは遠慮なく魔法ぶっぱしてたけどｗｗ
かなりゲームバランスは悪く、いきなりステージ2で2回もゲームオーバーになったり、毎回のようにバートンが死んだりしてだいぶ苦しめられました… …あ、今回はデビルフォース3のようにキャラロストはなく、主要キャラが死んでもステージが終わると復活する感じです。
が、ストーリーはかなり王道のSRPGという感じで、なおかつ、デビルフォースの前日譚と言うことで、やっておいて損はないです。…ちょっと会話がかみ合わなかったり、唐突な展開があるのが、珠に瑕でしょうか…
そしてデビルフォースやりましょう。
デビルフォースをやるのです。
そう、デビルフォースをやるのです。
毎回のように死んでムカついたんですが、なんだかんだお気に入りはバートンでした。
自分たちに自信があるみたいな口ぶりとかめっちゃ好き。実際は頻繁にゲームオーバーになるくらいよわよわなのに…ｗ 設定上でも饒舌らしいです。ですよねー、本当によくしゃべるもんこいつｗｗ
小規模でお約束を踏んだ展開や、唐突なセリフなどにびっくりしたりもしますが、面白かったです。
デビルフォースシリーズファンの方には特におすすめしたいですねー！
◆スタッフリスト(敬称略)
パッケージデザイン：小菅久実
サウンド＆効果音：今未 PON
プログラム：LEMONTEA佐々木
キャラクターデザイン：単気筒
モンスター・ドットデザイン：Wizard
企画＆シナリオ：SHIZUOKA
Producer：Moo.仁井谷
制作・企画：1992 COMPILE
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*画像はすべてコンパイル「女神の剣 ベルナーの章」より
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