【PC98】デビルフォース 前編・後編【コンパイル】

【 デビルフォース 前編・後編 】

デビルフォース前編は1993年10月発売の雑誌タイプDS1号、後編は1994年1月発売のDS2号に収録されました。
内容としては、DS9820号(最終号)収録の「女神の剣 ベルナーの章」を踏襲した、S・RPGとなります。
続編が作られ、そのうちの一本はパッケージ化されたことから、シリーズの人気は分かると思います。

【デビルフォース 前編・後編】
発売/開発:コンパイル
ジャンル:SRPG
収録ソフト:DiscStation#1/#2(雑誌タイプ)
対応ハード:PC98シリーズ
発売日:1993年10月6日/1994年1月13日
定価:各2980円
レーティング:全年齢

ProjectEggで好評配信中!! ProjectEgg会員は無料でプレイすることができます!!
ダウンロードページはこちら! 前編/後編


いまから500年前…
かつて、世界は東と西で争っていた。
神々を信仰するのは東の国々。一方で、妖魔に支配された西の国々。
その戦争は、神の雷の一撃で、戦地を沈めてしまい…、そして戦争は終結する。
だが、東の国々は神々への信仰を捨てず、また、西の国々は妖魔の支配下に置かれたままであった。

悪しき魔術師の陰謀を砕いた、騎士ベルナーの物語からおよそ20年の月日が流れた…。
ダリル王国は滅亡へと向かおうとしており、燃え盛る城の中から、騎士・ベルナーは幼い王子・ルードヴィクスを救い出し、そして彼を立派な戦士へと育て上げる。
だが国を失った彼らは、どこにも属さない傭兵として戦う日々を送っていた…。


ベルナーがめっちゃおじいちゃんになってて、前作のイケメンぷりを知ってると結構衝撃があるんですが。
それにしてもDS98の最後のメインタイトルを飾った作品の続編が、今度は復活した雑誌タイプDSの最初を飾った…ってめっちゃエモくないですか??

システム的にはオーソドックスなS・RPGですね、女神の剣を割とそのまま引き継いでいる感じですが、前作ではゲームタイトルが表示されていた部分に、今作では現在いる地の名前…というかステージ名が表示されるように変更されています。
女神の剣の微妙な遊びづらさもそのままですw 説明しづらいんですが、キャラの選択→移動が、頻繁にやりそこなって「もーっ!」ってなる。
というか、攻撃行動終了したキャラでも、移動やアイテム仕様が出来たりする仕様のため、暗く表示されたりしないので、攻撃終わったキャラがパッと見で把握しづらくてちょっと不便かなあ。
ただ攻撃して反撃で傷ついたときに、回復を行ったりその場を離脱できるのはいいかも。

戦闘アニメーションも前作以上に動いて凝っています。
ゲルダは特にアニメーションのコマ数が多い気がします、なんと胸がぷるりんと揺れるぞ!!
ただ、初期メンバーからして、敵キャラと同じデザインのモブキャラを使用しているのは残念でしたねえ…ベルナーのモブ感が悲しい…

今作ではちゃんと「女神の剣」が出てきます! 前作の伏線回収!
画面左に見えてる、銅像が持つものが女神の剣です。
女神の剣は、さまざまな伝承を持つ、500年前の戦争の時に与えられた武器の1つです。
主人公・ルーディーが装備するのですが、これがまた強いです…。正直バランスブレイカーじゃないかなー、ルーディー無双…
まぁあまり平均的にレベル上げようとするのは難しいので、1~2人をメインに育てて、あとは補佐的に使うくらいの方がいいかもしれません。

また、このゲームは、騎士が魔術師に弱く、飛行キャラはアーチャーに弱く…みたいな法則があるのですが、まあそれはプレイしているとなんとなくわかっていくと思うのですが、説明書を読み飛ばすと戦略に大きく影響してしまうのが「そのターンで反撃のチャンスは一度だけ」ということですね。
そして、そのチャンスは、フイにしてしまっても1カウントとされてしまいます。
つまり、アーチャーなどで反撃できない位置から攻撃した場合、攻撃されたキャラは反撃のチャンスを失うので、その後は戦士キャラでボコボコにし放題というポイントがあります。
覚えていくとすごく有利になりますが… …それを利用しすぎると、ゲームバランスが著しく崩壊するので気を付けてくださいww
なおこのシステムを大いに利用した結果、ラスボスは1ターンで沈みました。ごめん…

セリフのかみ合わなかった女神の剣から一転して、キャラクターが生き生きとしているのが特徴的でもありました。
このキャラクター・フーゴーは、過去にはルーディーの恩師であるベルナーとは共に戦った旧知の仲ではあるのですが、しかし金で動く傭兵として敵にやとわれたとして、何度もルーディーの前に立ちはだかります。
戦士として、傭兵としての生きざまを見せつけてくれるキャラクターとして、「ウワーまた来たー!!」とか思いつつも、彼の登場シーンは魅力的に書かれていたように思います。

というか前作のキャラクターも他にも出現するみたいなことを前編で書いてたんですが、結局ベルナー以外出てこなかったような…?w

しかし気がかりなのは、DS1号は5インチのみ、DS2号は3.5インチのみの対応なんですよね。
つまり前編と後編で、プレイできる環境が違うんですよ。
さらに言えば、前編から後編へとデータの引継ぎも出来たのですが、当時、両方とも連続して遊んだ人がどれだけいたのかな、とちょっと気になりますねw

■プレイ日記
デビルフォース プレイ日記 第一回
デビルフォース プレイ日記 第二回
デビルフォース プレイ日記 第三回
デビルフォース プレイ日記 第四回
デビルフォース プレイ日記 第五回
デビルフォース プレイ日記 第六回
デビルフォース プレイ日記 第七回

■スタッフリスト
プランニング/シナリオ:鮪鮭
グラフィック/キャラクターデザイン:單気筒
プログラム:まうちゅ~
サウンド:松島剛史
グラフィックサポート:小菅/沢渡寿三郎
スペシャルサンクス:ケロル/村長 さわ/レモンティー佐々木/なべⅡ/水無月 彰/セニョちゃんのリボン/ポコ太 池田/
スーパーバイザー:北野不凡
プロデューサー:MOO仁井谷
コピーライト:株式会社コンパイル

駿河屋
駿河屋

ProjectEggで好評配信中!! ProjectEgg会員は無料でプレイすることができます!!
ダウンロードページはこちら! 前編/後編

*画像はすべてコンパイル「デビルフォース前/後編」より

クリックしてくれると励みになります。

にほんブログ村 にほんブログ村へ 

コメント

タイトルとURLをコピーしました