【 ディスクステーションSP#5 クリスマス号 】
1989年12月10日発売、定価3880円、ディスク4枚組。
魔導ファンの中で有名な「クリスマス号」というのがこれです。
正確には、ディスクステーションの別巻として、ちょっと規模の大きめの新作ゲームを収録していた、SP号のうちのひとつと言うことになります。
ここではルーンマスター、魔導物語、の新作ゲーム2本のほか、収録されていたデモなどを紹介します。
パッケージは、中央にアルル、その周辺にルーンマスターや魔導物語の敵キャラが配置されて、上部にアレスタ2の敵が書かれています。
ごめん上部のキャラ、初期のサタン様かな？と思ってTwitterに画像流しちゃったんですが、どうもアレスタ2の敵キャラだったみたいです(このクリスマス号にもアレスタ2体験版が入っていたのでそのためかと…この号では、確認した限りではこのキャラの出演はありませんが
パッケージ、きゅ～きゅく大全でも復刻されなかった画像なので、ちょっと大きめの画像で掲載しているので、ぜひ見ていってくださいね。
【ディスクステーション SP#5 クリスマス号】
発売：コンパイル
ジャンル：バラエティ(新作ゲーム/他社のデモゲームなど収録)
対応ハード：MSX2
発売日：1989年12月10日
定価：3980円
レーティング：全年齢(ただし18禁デモ同梱)
・ルーンマスター
すごろくRPG。キャラクターの名前が、果物からとられているのが印象的。
魔導物語も好評でシリーズ化されましたが、こちらも人気だったようで、やはりシリーズ化され、三作目まで発売されています。
HPやMPなどがあり、武器やアイテムなども使用できる、本格RPGでありながら、それをすごろくシステムとうまく両立している作品です。
私事ですがこちらの環境でディスクイメージ化に失敗して長らく遊べなかったという経緯を持っていますｗ 先日ディスクイメージ取り直して無事遊べるようになりましたｗ
我らが魔導物語第一作。
説明は不要かと思いますが、ファジーパラメーター、サンプリングボイスを兼ね揃えた3DRPGです。
ここで好評だったために、シリーズが作られて、移植され、のちにぷよぷよへとキャラが利用され、コンパイルを支える一大シリーズとなりました。
一作目なのに、エピソード2なのは、スターウォーズのオマージュだそうです。
この時点で既に設定は練り込まれており、エピソード9までを制作予定だったそうですが、その前に制作の米光さんが退社してしまったのは惜しいことですね。
なお設定が練り込まれていても名前はない。このころのアルルは「らっこ」ですらありませんでした。
以下はデモなど。
・アレスタ2 体験版(コンパイル)
先取りプレイとなっており、オプションを選んで出撃するところはのちのバージョンと同じですが、タイトル画面は製品版後に比べ、だいぶ簡素になっています。
超高速スクロール！！ 目が回りそうな勢いの、ハードスペックを越えてるんじゃないか！？って思うくらいカッコイイSTGになっています。
ゲームはエリア2の一部を体験できる形になっており、背後に流れていく美しいビル群の上で戦闘します。
画像が美しいですが… 背景に気を取られるのかなんかすごい難しい…
・ロードス島戦記 ～灰色の魔女～ デモ(ハミングバードソフト)
他機種でもいくつか発売されていたロードス島戦記のPCゲーム版のデモ。
ロードス島と言えば、ソードワールドRPGとして、国産TRPGとしても有名ですが、これらのPCゲーム版はどの程度TRPG要素を含んでたんでしょうかね。
ここで収録されているものは見るだけで操作はできないんですが… …なんか私の知ってるロードスと一部違くない？！って展開が含まれていたので、多少ゲームオリジナル要素もありそうです。
ところでゲーム化タイトルが灰色の魔女ばっかりなのが気になる。
小説のほかの作品はゲーム化されてるのかなぁ？
・アウトロー水滸伝 体験版
リアルタイムでゲームが進行していく戦略SLG。
ここで収録されているのは、橋を落とすのが目的のステージらしいです。
ちょっと油断して目を離すと、戦略が大きく変動してしまうので要注意だ！
・ランス-光をもとめて- アリスの館：DSバージョン(アリスソフト)
簡単な体験版+クイズゲーム+宣伝と、アリスの館とついている通り、スタッフコメントなども同時に収録されている、ゲームに収録されている「アリスの館」と同じ雰囲気の遊べるデモ。
ここで収録されている体験版は、本編をなぞっているようで、実際にはあり得ない(ストーリーのこの時点では発生しえない)選択肢なども含まれているため、本当にお試し版と言う感じですね。
クイズに正解すると、ゲーム内に登場するキャラ、ユキ・デルのCGが見れます。
・ブラスターバーン修正プログラム
発売時期が、以前もレビューしたDS8号と同時期と言うことで、ブラスターバーンの修正プログラムがここにも収録されています。
修正内容はDS8号と同じく、一部機種での暴走を修正するという内容です。
・イースⅢ(ワンダラーズ・フロム・イース)店頭デモ
タイトル通り、店頭で流されていたワンダラーズ・フロム・イースのデモ。
観るだけのものですが、ディスクを1枚使い切っているだけあって、ある程度のボリュームがあり、画面も綺麗なので、つい見入ってしまいます。
上下左右、縦横無尽に攻撃し、動き回るアドル君の動きは圧巻！
他のディスクマガジンなどには掲載されず、このDSクリスマス号のみの独占掲載だったようです。
ただしこの「Ys」のロゴで、パッケージのアルルが大きく隠されてしまっていたので、ちょっとそれが悔しい私なのであったｗ
魔導物語のマニュアルやカットは、きゅ～きょく大全にも掲載されているのでそちらをどうぞ。
また、このクリスマス号のパッケージ裏は、DSのロゴが入っているだけなのであまり掲載する意味はないかなと思って省略ｗ
アドル君にあまり似てないアドル君のカット(かわいい)も、マニュアルには掲載されていたんですが、まあイースは公式のマニュアルでも「誰だお前ーーーー！！」っての出してきたので今更ですかねｗ
駿河屋＊画像はすべてコンパイル「ディスクステーション SP#5 クリスマス号」より。体験版・デモの画像の著作権は各メーカー様に準じます。
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