【 うさ雀 ～覇邪王の復活～ 】
1989年発売のMSX版DS SP#1に収録されていた、COMとの2人対戦麻雀です。
通常の麻雀牌とは違い、牌には動物の絵が描いてあるものを使用する…という、あくまでも「麻雀風ゲーム」と言う感じで、麻雀が全く分からない私でも楽しんで遊べました。
イカサマ技もあるのですが、あまり生かせない仕様だったりしますｗｗ
【うさ雀～破邪王の復活～】
発売：コンパイル
収録媒体：ディスクステーション SP#1
ジャンル：麻雀風ボードゲーム
ハード：MSX2
発売日：1989年3月8日
定価：3980円+税
レーティング：全年齢
あなたは妖精をつれ、復活した覇邪王-ハジャオー-を再度封印するために、森を越えて神殿へと向かう。
もちろん、道中には複数の敵が待ち構えているのを理解したうえで…
正直作中で覇邪王がどういうモノなのか全く語られませんし、主人公がどういう人物なのかもわかりませんが、まぁあんまり深く考えないでおくんだ。
と、まあこんな感じでイカサマが使える…というルールになっているのですが、序盤の対戦では使えない仕様な上、後半になっても、そこまでPOWがたまらないため、イカサマを使うことはまずないかなーと思います。
というかこのルールでどうやって15POW貯めるんだｗ
と言うか…どうして序盤、イカサマ使えない設定にしちゃったんだろうｗ
おかげでますます使う機会を失ってしまい、もったいない感じに…
ゲームはこんな感じで、時に可愛く、時に手ごわい、ユニークなキャラと対戦していきます。
牌は、難しいルールや役割を持つ者ではなく、シンプルに絵柄のみで揃えていく感じになります。デザインも、動物モチーフでかわいいですね。
そんなわけで、完成させられる訳も「動物園」などユニークな名前のものがあったりします。
ちなみにこの画面では、ツモ！(役の完成での勝利宣言)と出ていますが、まだよくルールがわかってないうちにツモを選んだため、特にツモれる役は出来てないという紛らわしいスクリーンショットとなっていますｗｗ
というか、このゲーム、説明書に誤植があり、「同じ牌を2つずつ6組揃える」「同じ牌を6つずつ2組揃える」も全部「4組揃える」と書かれているため、このマニュアルの役の通りでは上がれません。というか6つずつ4組とか手持ちの牌の数的に無理だから！ｗ
なお、ここでの敵キャラは、のちのうさ雀シリーズにも出た、うさぎの「おぷさぽー」です。
彼(？)が最初の敵なのですが、このようにうさぎのおぷさぽーが有名だったため、うさぎばかりが出てくる麻雀ゲームだと思っていたのですが、そんな事はなかったぜ…
画面の説明としては、一番上が敵の捨て牌、敵キャラクターの下部に並ぶものが自分の捨て牌、一番下が自分の持ち牌となります。
また、画面左のキャラのセリフの下部は、対応キーを押すとメニューが開き、ポンやロン、リーチ、ツモなどが行えます。もちろんこちらのメニューからマジックも使えるのですが… …使ったことはないですねｗ
ポンやリーチなどのルールは、麻雀と同様のようです。ポンを使うと相手の捨て牌を貰えるために役を作るために有利になりますが、リーチがかけられなくため、敵の捨て牌で上がることはできなるなど…
この子メチャクチャかわいいですよね…髪型凝ってるのもいい。
あとボクっ子なんですよ。最高かよ。
もしかしたら男の娘かもしれませんが。最高かよ。
中盤のステージからPOWが溜まるようになり、マジックコマンドが有効になるのですが、溜めるのが難しいのでほんとにイカサマ使えないのが惜しいｗｗ
特にキャラクターに性能差はないのですが、多少は思考ルーチンが変化しているのか、敵もこっそりイカサマして揃いやすい牌を選んでいるのか、徐々に強くなっていきます。
正直かなりの運ゲーです。
コンテニューが出来ないのも、その凶悪さに拍車をかけていますね。
一応、マジックで15POW消費すれば、コンテニューできるようになるのですが、勝負のたびにPOWはリセットされるため、そこまで貯めるのもかなり難しいです。
…運を駆使して7人のキャラクターたちと闘い抜け！！！
って、普通に無理なので、私はエミュレーターのクイックセーブ使いました。ビバ！クイックセーブ！
…と、ここでクイックセーブ/ロードをしていて気が付いたのですが、どうも出る牌の順番は固定みたいなのですよね。なので、同じ行動をとれば、敵が捨てる牌の順番なども同じとなります。なので勝利できるパターンも固定ということになります。
いやこれ…こんな仕様なのあんまりすぎませんか…？ まぁクイックセーブ/ロードを駆使すれば何とか、だけどさ(
タイトルは「うさ雀」となっているのですが、うさぎが出てくるのはステージ1、この「おぷさぽー」のみなので、タイトルがちょっと謎です。アメリカンな雰囲気の敵が多いからUSA雀なのか…？ｗ
しかし他の敵は何となくパロディが多かったりして、まだ理解が出来る(ヤツもいる)のですが、おぷさぽーという名前だけは由来がさっぱりわかりません。なんだよおぷさぽーって…かわいいけど。
そして、破邪王のその姿とは…
是非最後までたどり着いて、破邪王と対峙してください！！ がんばれー…ｗ
◆スタッフ(敬称略)
PROGRAM：BUNTATTA
THANKS：SYUGYYOU / SHINTANI
GRAPHIC：KONAMIMINAKO / SYDN / BUNTATTA
SOUND：MYAMO / J.SAKODA / SYDN / TAKECHI / JEMINI
SPECIAL THANKS：MIZUTA / WATANABE DOGEZAEMON / POCHI NAKAMOI / WAO ISEE / ZASH SUEYOSHI / KOUHOUKUN / COMPILE NO MINASAMA
DESIGN THANKS：ARNOLD-KONAMIMINAKO / BOB -SYDEN / HAHJAOH – SYDEN
駿河屋＊画像はすべてコンパイル「うさ雀 ～覇邪王の復活～」より
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