【SFC】モンスターメーカーキッズ ~王様になりたい~【ソフエル】

【 モンスターメーカーキッズ ~王様になりたい~ 】

モンスターメーカーシリーズ5作目の、コンピューターゲームとしては初のテーブルゲーム。
内容はすごろくRPGですが、カードゲームらしさ、も感じられる一作です。
当時かなりハマり、がっつりやりこみました。

【モンスターメーカーキッズ ~王様になりたい~】
発売:ソフエル
対応ハード:スーパーファミコン(SFC)
ジャンル:すごろくRPG
発売日:1994年11月18日
定価:9200円
レーティング:全年齢


平和で美しい国がありました。
ところが、突然モンスターが現れて、国は荒れていきます。
そんな中、4人の勇者が現れ、この国を立て直してくれる…、そんなお告げがありました。
そして、お告げ通りに現れた4人の勇者。
王様は、勇者たちに依頼を与え、それをこなして領地をより多く得たものに、この国の王位を譲ると宣言しますが…?

ルール無用のサイコロバトルが始まる!!


ゲームは、領地をより多く手に入れたものが勝つ…というのが基本ルールですが、
ノーマル:すべての領地が取り終わったらクリア(年数設定なし)
タクティカル:すべての領地を取り終えても決められた年数をプレイできるリアルバトルに発展しそうなルール
ハンディキャップ:最初から領地を持た状態で開始し、決められた年数をプレイする。タイトル通りハンデを付けたいときなどに。
という3つのルールに分かれています。
おすすめはタクティカルかな? ノーマルだとちょっと物足りない感じがしますね。
ただしリアルファイトには要注意? 友情は儚く脆いものです。

ゲームは、必ず4名でのキャラクターでの対戦となります。が、プレイヤーを入れず、コンピューター同士だけの対戦を見るだけのモードもあります。
ゲームをプレイするキャラは、メインキャラと、一緒に戦闘をしてくれる秘書のようなサポートキャラクター、でパーティを組む感じになります。
選べるキャラクターは、メインキャラクターに12人、そしてサポートキャラクターに12人+メインキャラとして選ばれなかった8人、の総勢24名のモンスターメーカーキャラ。
戦士系は防御力が高めで安定して強いですが、魔術師系は強力な魔術が使えたり、またはキャラによってはカウンター攻撃が出来たり駄々をこねて敵の行動を制限したりと、性能も様々。
メインキャラに選んだキャラは、いろいろなセリフや表情を見せてくれ、とてもユニークで楽しいです。きっといろいろなキャラクターでまた遊びたくなるはず!

領地は、出されたミッションをこなしていくことで、褒美としてもらえます。
所有する領地が増えることで、毎月の収入が変わってくるため、どんどんプレイヤーによっての難易度が変化してくるということになります。
ミッションの内容は、事件を解決しろ(移動する?マークと同じマスに止まると戦闘発生→事件解決)、指定の場所に指定のカードを届けろ…など。
強敵を倒すようなミッションも多いのですが、もし収入があれば強い攻撃カードとか購入できるので、戦闘が優位に進みますが… でも収入を得るためにはまず領地を取らないと…ううん、悩ましいぞ。

領地いただきました!! ちびキャラがかわいい!!
ここで設定する領主は、お金を出すことで雇えるのですが、当然高価な金額で雇った領主の方が、忠誠心などが高いです。
忠誠心の低いコボルトなどを雇ってしまうと、ライバルの行動で裏切られることも…?

マスの説明をしていきますね。
青マスはカード入手です。
やっぱり元がカードゲームなだけあって、カードを多用できるように、カード入手機会がやや多めになっているように思います。
入手したカードのデザインも、モンスターメーカーのアナログゲームのデザインを使用しているようです。
カードは購入することも出来、魔法や、捕獲したモンスターもカード扱いになります。
捕獲したモンスターは、他の国の領主を襲わせることが出来るとか…?

赤マスは戦闘かダメージです。
大体出てくるのはザコですが、時に強敵が現れることがあるので注意しましょう。
レベルの概念がないため、強敵があらわれた場合、戦闘を有利に運ぶカードがないとツラい戦闘になってしまいます。
戦闘は、サイコロを振り出た目と、そこに敵やこちら側のステータスから計算されて、ダメージが決まります。
ゾロ目を出すとジャストミート! 追加ダメージが与えられます。
このアナログゲームのような感覚が楽しいんだ!

戦闘に敗北すると、近くの寺院に運ばれて(強制移動です)、一回休みになります。
ただし、持っているとその場で復活できるカードもあります。

緑マスは、ランダムでイベントの発生するマスになります。
行商人が来たり、トラップにかかってしまったり、お姫様?に回復をしてもらえたり…
マイナス要素も多いのですが、行商人にはレアなカードが売っているので、自分の状況を見ながらうまいこと使いましょう。

3か月に一度程度は、強敵の出現や災害の発生など、イベントが起きて飽きさせない作りになっています。
また、地形が砂漠地帯だったり、このような雪原だったりと、場所によって起きるイベントも異なっています。
災害が発生しやすい領地はあえて取らないのも戦略かもしれませんね。
14国ありますが、それぞれ特徴があるように思います。ただし、領土の名前を覚えるまでは、ちょっと苦戦するかも。

少し、敵となるNPCキャラクターたちの思考ルーチンに時間がかかっているのか、ときおり一瞬フリーズするのが残念でしたが、かなりの良作だと思います。
あと戦闘時のキャラがかわいすぎる!
やっぱり九月姫先生の絵はこれくらいの頭身がしっくりきますねー!! 好き…

駿河屋

*画像はすべてソフエル「モンスターメーカーキッズ ~王様になりたい~」より

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