【Win】MinDeaD BlooD~支配者の為の狂死曲~【BlackCyc】*R18

吸血鬼の館の地下で、ミイラにになり眠っていたしずるは、麻由と麻奈という二人の少女により目覚めさせられる…。
普通ならば目覚めさせられても一時間持てばいい方であるはずのミイラだが、特別な個体であったしずるは、自我を持ち一人の吸血鬼として活動を始める。
この町を吸血鬼の街に変えるか、それとも自分らしく生きていくか、それはあなたの行動次第…。


ゲームは、基本的にしずると麻由&麻奈を行かせたい場所に配置し、右下のActionボタンを押すことで行動させることが出来る、というシステム。
画面下のメーターは、イージーモード解放後に見られるメーターで、しずるがどの程度血を吸って吸血鬼としての力を得ているかを表しています。
獲物を見つけたらその場所に執拗に通うことで、獲物への吸血のチャンスが到来し、そしてその獲物がさらに周囲の人間の血を吸うことで、その場所に吸血鬼を増やすことが出来ます。
吸血感染AVGの名はそこから来ているのがわかりますね。確かに感染していっている…。
エンディングも、ゲームの最初にしずるが言った通りに、町が吸血鬼だらけになった事に満足して終わるようなものもあります。まぁ大体は、敵が出て来てひと悶着起きるのですが…
バトルシーンはメチャクチャ熱いです。エロゲなのについ手に汗握る感じです。大体撃退して逃がすオチになるのですが、ゲームの進み具合によっては捕獲して…ということもできます。

ただし、どんな順序で町を回ったらいいのかなどはほぼヒントがありません。
そう、とてもコンプリート難易度が高いのです。
そのあたりを手探りで遊ぶのも醍醐味なのかもしれませんが、私は面倒なので攻略を見てしまった…
一応公式サイトにヒントはあると言えばあるのですが…

吸血していくと、キャラクターの横にゲージが出ます。
何度も吸血し、これがマックスになると、そのキャラクターを完全に吸血鬼に変えた、と言うことになります。
キャラクターを完全に吸血鬼に変えると、たいてい物語が新しい展開を迎えることになります。
…まぁろくなことにならないこともあるんですが…。

シチュエーションは基本的に凌辱シチュで、また、淫語を喋らせられるシーンが多いです。
今回はスカトロや猟奇シチュはやや抑えめかつ(*全くないわけではありません)、比較的女の子が「感じる」シーンが多く入れられています。
凌辱度はかなり強め。作者の趣味か、アナルセックスも多いですw
処女の女の子も、吸血鬼にされたことで感じやすくなってしまったりするので、その点は好みがわかれるかな(個人的には痛がる行為が好きなので)

最初は自分が吸血鬼になること、周囲の人間の血を吸うことに抵抗をしていたキャラクターが、徐々に自分の体の変化を受け入れていく様は、実に淫靡でした。
自分の中の吸血鬼を受け入れると同時に、同時に淫乱になっていくさまを描いているので。
アナベラなんて最初の抵抗っぷりが激しかったので、堕ちたさまが最高ですよ。

また、今回は意外なところで、TS(トランスセクシャル、性転換)シチュエーションがあることに驚きました。
少年が出てくるのですが、吸血された後、女の子になってしまい、友人と結ばれるのです。そういうシチュエーションがあるとは思っていなかったのでびっくり。
なお末路については…ですが。

ただ、この作品、デッサン狂いが顕著で、どうしても気になります。
よりエロスに見えるためにわざとデッサンを崩すと言う手法もありますが、この作品はもっと単純に技量が足りてない感じですね。
上のスクリーンショットでも、服のひらひら感や手の感じが不自然ですし、掲載は控えますがHシーンでは腰とか痛そうなポーズになっているものなどもあります。
あとよく気になるのが、多くのシーンで、指の関節が1つしかないんですよねぇ…私が手フェチなのもあるんですが、さすがにちょっとなあ。
女の子があまり可愛くないのもあって、正直あまりエロいと感じなかったんですよね。逆にしずるの体については、妙に力が入っているように感じました。男性の体を描くのは得意な絵師さんなのかなあ?

また、画面上部のシステムボタンが邪魔に感じます。
画面デザインは統一されているので普段はそこまで気にならないのですが、ビジュアルシーンになると、CGが切り替わる際にボタンが一瞬消えてまた現れるため、否応なしに存在を感じるんですよねー…

ボイスは結構いい感じになっていると思います。
主人公含めキャラクターはフルボイス。ただし、CD-ROM版は主人公含め男性キャラにボイスがないので、今後購入するならDVD版をお勧めします。
今回はバックグラウンドボイスはなく、セリフのみです。
ただフルボイスとなった事で、男性キャラ(男性声優さん)の喘ぎ声があるので、その点は好みがわかれるかもしれません。主人公のイキ声はともかく、町のごろつきのイキ声とか、そんなところに力入れなくていいのよww

あと画面の拡大を多用しているんですが、重要なシーンでこんなボケボケの絵を見せられるのもどうかと…。きちんと拡大後のサイズを用意するとかできなかったんでしょうか…(元がCD媒体のゲームなので、容量カツカツで無理だったのかもしれませんが(あとこの絵もデッサンおかしいよね、悠香の首を考えて描かれていないので、頭が肩にめりこんでる。最初こっち向いてうつむいてるのかと思った

実はCGが3枚ほど未回収なんだけど、どこで回収できるのかわかんないので未コンプで終了。
EDは全部見たはずだし、シーンリストは埋まってるので、マジでどこで回収できるのかわからーん…

■ED・キャラクター雑感
後からオープンになるルートがあり、ある程度、見られる順番が決まっているのがあまり好ましくなかったです…美味しいものは最後まで取っておきたいタイプなので、お気に入りの悠香ルートを最後に見たかったなあと。

悠香ルート:ハンターになるルート。二人が生き生きしてて楽しそうでいいなーとか思った。悠香は幸せになるべきなので、戦い合っちゃいけなかったんだよ…。ただこのルートだけでは悠香の過去がすべてわかるわけではないので、ややモヤモヤが残りました。
紗季ルート:しずるの過去もわかるし、トゥルーエンドなのかなーと思ったんですが、正直急に出てきた女の子がヒロインになったって印象も強かったです。正直「人間に戻れる」なんて甘言がなければこんなエンドにならなかったので、アナベラが悪い、ってどうしても思っちゃうなあ。
真・悠香ルート:悠香吸血鬼ルート。しんみりしてて好きですねー。アニマとの親子愛とか好きでした。アニマはなんで醍醐に付き従っているのかという疑問はやや残りましたが。やっぱり悠香ちゃん好きだわ。
悠香処刑ルート:東ルート。単なる逆レ要員だと思っていた東が思ったより頑張ったね。まぁ東も最終的にはしずるに倒されるわけですが、逆に東にしずるが倒されるルートも用意されているあたり、東…たんなる雑魚だと思っていたのに何者なんだ…感。今回のブラックサイク要因ですよね。
涼:まさかTSするとは思ってなかったのでびっくり。しかも友人にレイプされてかわいそう。一度は友人を許す…ってのも理解できないことでしたが、まぁ和解はするのですが、結局末路はかわいそうなことに。この末路で全部の吸血鬼を踏みつぶしていますが、途中で起きるやつはいなかったんかいww みんなどれだけぐっすり寝てるんだよww
アナベラ:Hシーンで眼鏡をはずすな(怒) おしっこ漏らしちゃうのは結構好き。
東:今回の逆レ要員その2(その1は男のころの涼)。めっちゃあえぎまくってるので男性向けゲームとしてどうなの?と思うのですが、好みのデザインなので良し(ええんかい) 目覚めちゃった後の仁美を犯す邪悪な顔もいいです。このシーンめっちゃ仁美が痛がってるし。あとついにイっちゃったあとに麻由を拷問してくれるのもいいですね。っていうかこのウナギが減っているご時世によくあれだけのウナギを用意できたものです。
仁美:今回のうんち枠その1。というかブラックサイク枠ですね。拷問受けてひどい目に合うの。まぁ自業自得なので同情もできませんが。でも最初の方はかわいそうだったなあ、東を信じてたからねえ。
まりか:まずその髪型をどうにかしろww
田上:めっちゃいい人。ホッケーマスクが、自分の弱い部分を覆い隠してあのような行為に及ぶためのようで、少し物悲しいですね。でもいい人だけど、同僚の血は吸ったのかなあ…
那津美:変態若奥様。今回のうんち枠。確実に自分が吸血鬼になっていく姿が描かれていたのが好みでした。デッサンについては一番崩れていた気はしますが…
今日子:お気に入りキャラです。吸血鬼包囲網でじわじわ追いつめられるのはいいですね~! しかも足とか撃たれて悲鳴上げてるの最高です。東が余計なことしたルートも淫乱に変わっちゃって可愛いです。
江梨衣:結構可愛くて好きなキャラなので、途中退場しちゃうのは残念でしたね。まじで頭飛んじゃってる系ですが、しずるとの再会シーンはよかったです。裏ビデオで内臓出ちゃってるんですがモザイクかかってないような…これ大丈夫なの?
ありさ:ブラックサイクのメイドさんはかわいい。末路もふくめてかわいいですねー、とんでもないもの突っ込まれてるし、その上、最期は…ww 目とか鼻とか犯されたらさすがの吸血鬼も死んじゃうかー。かわいそうかわいそう。

ちなみに、クリア状況に応じて、トランプを利用したミニゲームが解放されます。
エクストラヴァガンザでもこういうミニゲームがありましたが、このころからの慣習だったのかw

◆スタッフリスト(敬称略)
企画・原案:上田メタヲ
キャラクターデザイン・原画:椎咲雛樹
シナリオ:和泉万夜
プログラム:すえぞう/Naynit Kcald Studio
スクリプト:和泉万夜/ムムリク
絵コンテ・システムグラフィック:上田メタヲ
グラフィック:篁マリヲ/黒木夕咲/チリィ/S・マーチン/P.M.T./ひろゆき/羅刹/SENKI/佐藤義裕/シロイチ/H-ZONE/上田メタヲ
背景:水田典男
テスティング:清白みやび/ちゃーぼー/MinDeaDBlooD All Staff
主題歌:電気式華憐音楽集団
オープニングテーマソング『Vampure』
エンディングテーマソング『サクラチル』
DVD Editionテーマソング『桜舞う』
作詞・電気(電気式華憐音楽集団)
作曲:電気(電気式華憐音楽集団)
歌唱:華憐(電気式華憐音楽集団)

声の出演
七瀬しずる:J・ベロア
榊悠香:みすみ
園崎麻由:木村あやか
園崎麻奈:須本綾奈
佐伯ありさ:金田めい
葛城今日子:相膜真
一ノ瀬まりか:Yuki-Lin
折原仁美:風音
斉藤那津美:Yuki-Lin
和泉涼:須本綾奈
琴?江梨衣:細田なな
アナベラ・キートン:金田めい
篠原芳江:風音
アニマ:みすみ
田上信吾:如月春男
東幸二:梅小路ピンポン
J・J:マジック
武下和哉:月黒斗夜
佐伯正鷹:ミサイルy
Dust:梅小路ピンポン
園原醍醐:どてら4号
マスター:如月春男
悠輝タクト
丈隆志
長月彰
夏田空
森藍子
まりもりん
咲良さく
ボイス録音・編集:株式会社キューブ

パッケージデザイン:新谷コースケ
広報・販促:T.N.
ノベライズ:E・ラマテックス
デモムービー作成:ヌスィ
SpecialThanks:草香祭/映像制作集団ねこや
ディレクション:上田メタヲ/和泉万夜
プロデュース:かみあきら
Complete Editionテスティング:G・A・モーデルー/双樹 真
All B-eye Staff
制作・著作:有限会社ビーアイコミュニケーションズ
©2004-2010 Black Cyc All Rights Reserved

駿河屋

*画像はすべてBlackCyc「MinDeaD BlooD~支配者の為の狂死曲~」より

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