【Win95】フロートランドのおとぎばなし【コンパイル】

【 フロートランドのおとぎばなし 】

キャラクターがみんなかわいく、ほのぼのとした雰囲気のすごろくRPG。
特殊なカードでデッキを組んで、モンスターやキャラクターと対戦だ!
謎の鉱石「イーゼルストーン」を手に入れて、地上から来た人たちに願い事をかなえてもらおう。

ストーリーモードのプレイ時間は5時間程度ですが、プレイヤー同士の対戦モードで延々遊べる!!

【フロートランドのおとぎばなし】
発売/開発:コンパイル
ジャンル:TBL(すごろくRPG)
収録ソフト:DiscStation15号(雑誌タイプ)
対応ハード:Windows95以降
発売日:1997年6月6日
定価:1980円
レーティング:全年齢


空中に浮かぶ不思議な島・フロートランド。
ところがある日、地上から人々がやってきました。
便利なカードをくれた地上人たちは、まるで魔法使いのよう。
地上人たちは、洞窟にあるイーゼルストーンという石を持ってきてくれたら、1つだけなんでも願いをかなえてくれるといいます。

どうしても叶えたい願いを持ったミルフィアは、カードを手に、洞窟の魔物に挑みに向かいます。


このようなマップをルーレットで進む歩数を決め、止まったマスでイベントや戦闘が起きる…という、オーソドックスなすごろくRPGになります。
起きるイベントの種類は、戦闘、最大HP増加、HP回復、カード入手、特殊カード入手、と、そこまで多くはありませんが、入手カードによって、カードのレベルアップなどの育成要素があったりと、なかなかにハマれる内容です。
体力増加に関しては、ルーレットの神様のご機嫌次第ですが。

戦闘はカードを使って行います。
どちらかの体力が0になったら決着がつき、勝者は敗者のカードを1枚もらうことが出来ます。
ただし、両者がカードを使い切ってしまってもどちらも体力が残っていた場合や、逃走に成功した場合は引き分けになります。

カードはレベルがあり、使い捨てのレベルアップカードや、コインカードを手に入れてお店でレベルアップしてもらうことで、より強いカードへとレベルアップします。
特殊能力系カードは、レベルMAX以外存在しないものもあります。
また、戦闘では、同じ色のカードを連続して使うことで、カードの効果が上がってゆきます
それを意識して、できるだけ持ちカードが同じ色になるようにデッキを組んでいくことをお勧めします。
ただし、スリープやカウンターなどの特殊能力カードで使いたいものがある場合、どうしても混色デッキになりがちですよね…うまくデッキを作っていきたいところ…。
なお、召喚獣カードなど、色を持たないカードも一部存在します。

とにかくキャラクターが可愛く、イベントもほのぼのしたものが多い…
…と見せかけて、後半は結構つらい展開になるのですが…。
チップルと主人公のミルフィアはとにかく人気で、今もファンアートが描かれているくらいです。
また、のちにチップルを主人公に据えられたアドベンチャーゲームが作られました。

ちなみに今回のプレイではベルフェインが持ちカードを全部卵にされたりしていました。
ベルフェイーン!!!??
ただし卵を育成すると、とても強力な召喚獣になることも。
…大半ハズレですが。
ちなみにたまごはマスクデータとして、入手した段階で孵るキャラクターの内容が決まっているとのこと

一見ほのぼのしているようだし、エンディングもほのぼのしたものになるのですが、…でも実はミルフィアの行動で地上がエラいことになってるんですよね…
それがなかったことのような扱いになってるのはええんかいっていう。

ただ、ゲーム・キャラの人気は高く、DSのキャラコンで不動の地位を保っていたアルルを、あっさりとミルフィアが抜き去った、という伝説を持っています。
恐るべしは戸部先生のキャラデザセンス…(実際めっちゃ可愛いよね]
また、DSゲームの再集録などを行っていた人気投票コーナーでは、過去作品を押さえ、フロランがぶっちぎりの一位となっていました。フロランは再集録の対象ではないのはみんな分かっていたのにそれでも投票したかったんだねえ。

ちなみに今回のプレイではベルフェインは持ちカードを全部コインにされたりもしていました。
ベルフェイーン!!!??
…と、ちょっとNPCがオバカなのが珠に瑕ですが、いいゲームですよ、ええ。

お金持ちって意味かな…
ちなみにベルフェインは、戦闘はずっと逃げて対処していました。
それでもじわじわHP削られて倒れたりしてたけど。

キャラクターがとにかくかわいく、意外と白熱してしまう内容のすごろくRPGでした。
デッキを組む、という要素は薄いようで、しっかりと考えたデッキにすると結構強かったりするところも好きです。
私のおすすめデッキは赤+青で、青でシールドを使った後に、赤でストレングスを使い、その後はファイアボールとカードキャンセルで戦う方法です。体力が減ったら青のヒーリングで回復です。
ファイアボールはチャージ時間こそ長いものの、攻撃力が高いため、ストレングスと合わせて使うと、大体の敵が落とせます。正直、ゲーム後半になると、チャージ時間の短い緑デッキなんかだと敵のHPを削り切れないので…
カードキャンセルは相手が召喚獣やファイアボールLv.MAXなどを出してきたときに使うとめちゃいい感じ。このカードはラストステージに入った後に容易に手に入るので、イーゼルストーンを渡してデッキの空きが出来た場所に入れると強かったです。

ちなみに昔遊んだときはメチャクチャ重いパソコンだったのでメチャクチャプレイ時間かかってつらいゲームだなーって記憶があったんですが、今どきのパソコンで遊ぶとサクサクプレイできましたね…
カードや自分のHPの強化などをかなり慎重めにプレイして、5時間ほどでひとまずクリアできました。
ただ、なんか二周目あるっぽいけど。何か違うのかな…

駿河屋

*画像はすべてコンパイル「フロートランドのおとぎばなし」より

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