【SWITCH】プッチンパズル【ジー・モード】

プッチンパズル【 プッチンパズル 】

プッチンパズルは、ごく一般的なお絵描きロジックに、「技」要素を足したパズルゲーム。
まるでプチプチをつぶしていくような塗り感覚が気持ちいいです。
問題はどれもよくできていて、たとえ詰まっても、じっくり取り組めば解けるようになっています。

もとは2010年に配信されたガラケーアプリを、Switch向けに移植したものになります。やあ、10年ぶりだね。

【プッチンパズル】
発売/開発:ジー・モード
ジャンル:パズル(お絵描きロジック)
対応ハード:ニンテンドーSwitch
発売日:2020年7月16日
定価:500円
レーティング:全年齢対象


プッチンパズルプッチンパズルは「ひなちゃんシリーズ」と呼ばれる、ジー・モード発のケータイアプリシリーズのうちの一作(パズルやクイズ系のゲームが多めのシリーズでした)。

「ひなちゃん」とその相棒「ゴム犬」と一緒に、お絵描きロジックを解いていく、世界一周の旅に出よう!
登場する問題の数は460問以上!
なんと、1問あたり1円ちょっとで楽しめます! お得すぎる!!

マップは世界地図を表していて、隣接するマスのステージをクリアしていくことで、どんどん行ける範囲が広がっていきます。
また、選んだ国によって、ひなちゃんが民族衣装のコスプレをしてくれたり、画面の色や音楽も変化するので、それも楽しみの一つですね。
このコスプレがあざとすぎなくて可愛いんだ!

解放されたマップのマス目にはクリアしたステージ数が表示されますが、でもこれは残りステージ数を表示してくれた方がわかりやすくて嬉しかったかも。
その国のステージをすべてクリアすると、国を表すマスが☆マークに変化しますが、☆マークの色は、そのマス内のステージの成績で変わってきます。だいたい5分以下で一定スコアを取ると、Sランクになるようです(小さいステージや大きめのステージはその限りではない)
全部の☆を金色(全部Sランク)にしたいけど、すごく大変だな…!

プッチンパズルルールは一般的なお絵描きロジックと一緒ですが、画面上でゴム犬を操作して、色を塗るところのマスをプチプチと潰していく、という形になっているのが特徴。
普通に押すんじゃなくて、微妙に長押しすることでプチッとマスがつぶれるので、それが何とも気持ちいい感触です。
ただし塗るマスを間違えると、プチプチのマスの中から「トゲッチ」が現れて、それを踏んだゴム犬がダメージを受けてしまいます。ダメージを受けて画面右上のライフが0になったら終わり(このステージは低難易度のステージなのでライフは無限ですが)。
つまり「お手付き」が一定回数となるとゲームオーバーになる仕様ですね。
タテ・ヨコのどちらかに塗りつぶす場所をすべて潰した列や行が出来た場合、塗りつぶさないマスがオープンになります。塗りつぶさないマスにはトゲッチがいますが、すでに出現済みのトゲッチを踏んでもダメージにはならないのでご安心を。
また、タテヨコの塗りつぶすマスの数の数字の分を塗り終わると、その数字に自動的にバツが付きます。そのバツを参考にして塗っていくこともできるので、もしも詰まっても、それを確認しながらプレイすれば、完全な手詰まりにはならないと思います。
あとたまにプッチンが隠れているところから顔を出すので…そこをつぶせば確実に正解だし…(これも正直難易度下がり過ぎになるので、オン/オフ機能が欲しかったかもしれないです)

プッチンパズルプチッと塗ると、そこから「プッチン」が飛び出してきて、飛び出してきたプッチンを9匹集めることが出来れば、ゴム犬が技を発動します。なお、トゲッチを踏むとプッチンはみんな逃げ出してしまう点にご注意。
一番多いプッチンの色で技が決まり、青だと一列を塗りつぶしたり、赤だと周辺のプチプチをオープンにしたり、黄色だとランダムにいくつかのプチプチをオープンにしたり…。
ちょっとレアですが、プッチンの数が1/4/4の場合はゴム犬の体力(お手付き回数)を回復したり、めったに発動しないものの、3/3/3で必殺技でゴム犬が歩いた場所がすべてオープンになるというものもあります。
純粋にお絵描きロジックがやりたい人にとっては、ちょっとこういう特殊ルールはなくてもよかったのかなーと思うので、技のオン/オフ機能があれば嬉しかったですね。

また、連続でプチプチをつぶしていくと徐々にプチプチをつぶした行ったときのスコアが上がっていきますが、仮置きのバツを付けていると連鎖が解除されてしまったりもするので、この要素はなくてもよかったかもしれません。
2マスとか3マスとか、細かい指定のマス目とかを悩みながら塗っていると、どうしても連鎖が途切れてしまうし、連鎖が途切れないように頑張ると、どうしても確認不足でミスしやすくなるので…
連鎖が続くとかなりの高得点が入りますが、正直私はこの要素はいらなかったなーと思ってしまいますね。
それと、ラインが埋まるとメッセージが出るのですが、そのメッセージが邪魔に、なってタテの埋めるマスの指定が見づらいので、これはなくていいか、もしくはもうちょっと早く消えるようにして欲しかったです。
連鎖を狙っているときに出てきて、あと何マス埋めればいいのかわからなくてミスってしまったりするので…

プッチンパズルなお、完成させられる絵は、10×10の絵もあるし、20×20の絵が最大なので、かなり荒いですが、荒いながらもかなり頑張っていると思いますね。
というかこのドット数で絵が完成するのすごすぎない!?
一部ちょっと構図に無理があるのと、ネタが重なっているステージがあるのが気になりますが、ちゃんと絵として見れるようにしたうえで、解くのに詰まりが発生しないステージしかないのがすごすぎるんですよね…

プッチンパズルちなみにゲームを進めていくと、コレクション要素として、プッチンをつぶしたときの効果音を選べるようになります。
どういうコレクション要素なんだよww
個人的には日本がおすすめ。トリャーとか言うぞ!! なお一歩ごとにトリャーとか言うので集中力はヘロヘロになる。

なお、ランキングも搭載しており、世界中のランカーと、解いた時のスコアなどを競うことが出来ます。
腕に自信がある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

ひなちゃんシリーズは他にも様々なパズルゲームを出していたので、そちらも復刻してくれると嬉しですね。
いくつか遊んだ記憶があります。懐かしいなあ。
というかプッチンパズルが面白すぎるので、これの続編も出して欲しいw 移植する物はもうないと思うので、完全新作になっちゃうけど。ひなちゃんかわいすぎるんだよなあ。

小粒でもピリリと辛い良作のお絵描きロジックでした。
ガラケーの画面サイズでも気軽に遊べるような工夫もあって、楽しいゲームです。
お絵描きロジック初心者から、上級者まで、みんなに遊んで欲しい一作でした。

*画像はすべてジー・モード「プッチンパズル」より

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