【PC98】あゆみちゃん物語【アリスソフト】*R18

大好きなあゆみちゃんに告白したら、なんと両想いだった!!
かわいい僕の彼女、あゆみちゃん。
順調に交際を重ねていく二人だったけれど…

付き合い始めて、半年。
僕は、ある決意を固めていた。それは…


というわけで、あゆみちゃんとえっちなことをする!という決意を固めた主人公。
エロエロな日々がスタートします。
あゆみちゃんが初えっちをめちゃめちゃ痛がるのがよかった… 翌日にあゆみちゃんに会ったときに、血が止まらなかったとかナプキン使ったとか、やたら生々しい描写だったのもツボでした。良いね。

まぁ二回目のえっちでイくような、めちゃめちゃ素質ある子だったんですが。
ゲーム開始時は清楚イメージだったのでびっくりですw

ゲームはこんな風に選択肢を選んで行って、興奮度を上げて致すのが基本ルール。
愛撫などをして興奮度を高めて購入するのが基本的な流れ。
精力や耐久度は、それぞれがイくたびに減っていき、ゼロになったら気絶してしまってえっちは強制終了。
気絶せずにゲームを進めると、精力や耐久度が上がっていくみたいですね。
…いったい何発ヤる気だ…w

また、ゲームを進めると、えっちアイテムを購入して使用出来たり、デート先でアレコレ出来たりとかしちゃいます。
どんどん淫乱度が上がっていくあゆみちゃん…いいぞ!

というわけで、一人の女の子ととにかくエロエロするだけのSLGです。
「普通のエロゲーには一人の女の子に対してえっちシーンが数シーンしかない!」という不満点を解消するべく作られたゲームなのですが、その後の調教系ゲームの先駆けになった作品というわけですね。
私は詳しい歴史は知らないのですが、エロゲの歴史のターニングポイントとして、よく名前が挙がる作品です。
…でもえっちシーンの途中でのディスク交換はちょっと面倒でした…w え、よりにもよってそこでディスク交換になるの!? みたいな。ちょっと水を差された感じはありましたね…多少…。とはいえ当時のゲームなので仕方ないのですが。

ちなみにこのゲームにクリアはありません。物語はエンドレスで続いていきます。
当初の予定ではマルチエンドも予定されていたようですが… それにしても思い切った方向に舵を切ったものだなあ。
一応、えっちCGを埋めて100%にすることがゲームの目的とも言えるみたいではありますが…

グラフィック担当は、漫画家のラッシャーヴェラク氏。
少し癖のある絵柄ではあるので、絵が苦手だとゲームを楽しめないかも…。最も、逆に言えば、絵が気に入れば、サイコーの一本となるわけですが。
しかしこのグラフィック、水彩かコピックかで描かれており、つまりアナログ絵を16色に減色したものなんですよね。
当時アリスソフトが使用していた減色ツールが優秀だった、というのもありそうなのですが、実はかなりの工夫が凝らされており、減色にあたって制服の色と窓の色を同じにしたり、肌の色と背景の木目の色を揃えたりと、減色してもきれいに見えるような努力が見えるのが素晴らしいです。あと、たぶん減色後にも多少手が入ってるはず。

元はアリスソフトのパソコン通信上で、ユーザーを含め立ち上がった企画とのこと。この企画に参加した人の中には、のちにアリスに入社する人も出たそうです。
なかなか面白い経緯で発売されたソフトのようですね。
なお、続編として「さやかちゃん物語」も企画されていたものの、絵師がラッシャーヴェラクさん一人で、氏の負担も大きかったことや、開発環境の変化などにより、企画のみで終わってしまったようです。

ちなみにあゆみちゃん物語には、PC98での256色バージョンも発売されており、グラフィックの描画環境がかなり上がっています。
ただ、残念なことに256色のPC98版はアリスソフトアーカイブズでは配布されていないので、入手難易度がちょっぴり高いんですよねー(Windows版は配信されています。こっちも256色)
どっかで配布されていないかな?

なお、AV女優を起用した、実写版のあゆみちゃん物語も存在します。
なんとセーブデータに互換もある模様。すげえ。
ただしこちらの実写版は、アリスソフトからの発売ではないため、配布フリー宣言の対象作品ではありませんので注意。

駿河屋(3.5インチ版)
駿河屋(5インチ版)

アリスソフトアーカイブズ*このゲームは、アリスソフト配布フリー対象ソフトであり、配布サイトより、無料でゲームをDLして遊ぶことができます。

*画像はすべてアリスソフト「あゆみちゃん物語」より

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