【Win】Lkyt.【parade.】*R18G

物語の舞台、汀-みぎわ-という閉じた国。
汀には、虚という生きた物を侵食し、塵へと変える恐ろしい存在がおり、そしてこの国に産まれた者たちは、戦士として虚と戦うことを目標として育つ者が多く存在していた。
与-たすく-も、まだ一人前とはいかずとも、立派に育ち、戦うことができる戦士であった。
だが、確実に冥刻のときは近づいており、ある夜、その兆しを知らせる天子の声が国へと響き渡る。
この国は滅びるのか?
与の選択は…


割と若い主人公(一人前だけどまだちょっと未熟)が、自分より年上のガチムチキャラあんちゃんキャラを攻略していく、というのがひとつのコンセプトとなっているゲーム。
つまりガチムチ受けなんですよ!
ただし、LOVE度は低く、虚との戦いに必要になるために心と体を近づけるためのエッチ、という、必要だからする、というシチュエーションも多かったりします。
…とはいえ、「NO,THANK YOU!!!」よりはまだだいぶ甘くはあるのですが。

そして攻略できるキャラクターは…

・次の王と目されている、ツンデレっぽさも見えるけれど以外に素直な長流-たける-様(ほかのキャラクターと比較すると、鍛えてあるけれど結構細身な印象)。

・共通ルートで既に手足を欠損するケガを負う按護-あんご-様。
こちらは看病シチュなどが楽しめます。にしても、攻略キャラクターが分岐前に欠損すると思わず、いきなりビビりましたw

・外国から来て、ささやかに仕事を受けながら生活しているヤエルさん。
浅黒い肌でほかのキャラクターとはだいぶ異なる印象です。与君とのエッチもわりと飄々とした態度を崩さずにこなすので、まぁLOVEな要素は低いルートですね。

・天子と崇められる存在で、実際に強い力を持っている、穏やかで神秘的な永羽-とわ-様。
がっつりアナルが見える描写があるので、好きな方にはマジでおすすめしたいですね!(そこかよ) 本編もすげー好きです。

比較的キャラクター分岐はわかりやすいゲームですが、一度クリアするとイージーモードが解放されて、どのキャラクターのルートに向かうか、が表示されるようになります。
イージーモードの使用で、バッドエンドもわかるようになっているのですが、バッドエンドは本当にキツい描写の連続になります。ですが、このルートもキャラクターの強い生きざまが見られるので、こちらも見ておくこともお勧めします。
まぁこれを見るの、かなりの地獄なんですが… バッドエンドだからって手を抜かれていない。

あとparade.さんは、陰毛にも一家言あり、って感じのメーカーなので、マジで信頼できます!!!(?) つるつる派の方は、陰毛オフ機能もあるのでご安心下さい。
また、このゲームはかなりグロテスクなゲームであり、ルートによってはヒロイン(?)が惨殺されてかなりキツめなCGが表示されることもあります。
これほんとそのキャラのルートに入り、感情移入しているキャラクターが死ぬこともあるので、グロ耐性があってもつらいかもしれない。
このあたりマジで地獄度高いですね。あえてその描写見せちゃう? 必要グロかもしれないけれどあんまりにも…

このゲームは一部のシーンを除き、基本的に与君視点で進んでいきます。
つまり与君の感じるものがすべて描写されます。そしてエロいことを覚えたばかりの与君はアレなことにハマっちゃって、あんなことこんなことしてエロイです。エロ。

さて、このゲームはかなりの独自の世界観のゲームです。
ただ、専門用語が多いけれども、名称などは比較的わかりやすくなっています。
御盾の一家、御剣の一家、と、いう国を護る役目を担った2つの家系が出てきますが、こちらも名称で役目が分かりやすくなっていますしね。
街のほうにとどまり護る御盾の一族、打って出る形で護る御剣の一族…という感じで。

ところで御剣の兄ちゃんのほう、結構好みだったんですが、なんで攻略対象じゃないの?(泣
弟君のほうもある意味好みでしたがw
でも、あいつぁだめだ、手を出しちゃうタイプのリョナラーは、リョナラーの敵ですから。

シナリオは本当に良かったです。
独自の世界観で展開される、厳しく滅びゆく世界へと立ち向かってゆくキャラクターたちの勇気は、本当に美しいものでした。
…ただし、シナリオには共通部分が多い。めちゃめちゃ多い。
ラスボス戦すらも、完全にほかのキャラクターと同じ展開となっています。
せめてそのルートでの攻略対象が、もっと与の近くでの戦闘などに干渉してくれたら、印象は違っていたのでしょうが、ほぼ変わらない展開を何度も見せられるだけなのは残念でした。
でも、それを乗り越えてたどり着くエンディングは、哀しくも美しいものでした…
ここは素直に泣けた。
どのキャラのエンディングもすごくよかった。
とはいえ地獄の果てにたどり着いた場所なので、それが本当に幸福なエンディングであるのかどうかはわかりませんが… それでもめっちゃ良かった。
ただし、エンディングの後に見ることができる、「それから」にはキャラクター選択はないほうがよかったですね…短いシナリオだし、一回見れば十分だという印象があったので。

とても絵が綺麗なゲームなのですが、立ち絵もハイライトがややきつめに入っているので、背景が暗いとちょっと違和感があるのが残念ですね。
地下の洞窟などに入るシチュエーションも多いゲームのため、それがちょっと目につくシーンも多かったです。慣れたらあんまり気にならなくなったけれど。

また、立ち絵やCGを一部切り抜いたカットインが挿入されることもあり、それがまた場を盛り上げますね。これは戦闘シーンの緊迫感や心身の昂ぶりが伝わってきて、心躍りました。

本当にCGはきれいですね。
イベントCGは差分がいっぱいで、本当にプレイしがいがありました…基本CGも多いし、どれもエッチです。どれもエッチです(大事なことなので強調
ただ、絶頂が近づくと、キャラクターの周りに謎の光がきらめき始めるのは何なの?w
陰毛にこだわりのあるメーカーなだけあって、ちんちんに絡まって浮き上がった毛、とかいうものまで描写されているのはさすがでした…すげえ表現力だ。

結っている髪をほどいたり、汗をかいたからとバックにしたり、お風呂に入ったりと、エッチシーンでは髪型変更シチュが多いのは魅力ではあったんですが、通常の髪型のほうでのエッチも見たかったよ…というのはあります。
特にヤエルさん! 誰!?ってなるくらいに結構印象が変わっちゃうのが残念… 結構顔が隠れるような髪型だから、表情を見せたかったのかもしれないのですが。

それとボイスとバックグラウンドボイス、効果音の使い方が秀逸でした。
「…」の行間につばを飲み込むような声をあてはめたりなど、ボイスはかなりエッチです。エッチです(大事なことなので強調
バックグラウンドボイスも自然に流れています。
また、バックグラウンドボイスのように、くちゅ音ちゅぱ音などの効果音も流し続けているのですが、これもかなりエッチです。ただし手コキがゆっくりしたストロークのシーンも、やや早いくちゅくちゅ音になってのだけは残念だったかも。

ただちょっとテキストには難があって、改行の位置がこんな風に違和感を与えるものになってしまっているシーンが何か所も見受けられるところですかね…
ゲームを作ったことがある身からいえば、実際にゲーム画面にはめ込みながら作らないと起こりがちな現象ではあるので、ライターさんに問題があるわけではなく、仕方がない範疇ではあるのですが。

なお、謎めいたタイトルの意味は、一周クリアで分かるようになっています。
地獄か。
しかしトゥルーエンドでもみんな儚いエンディングなのは悲しかったなあ…みんなに幸せになってほしかったぜ…

◆各ルート雑感(再編集中)
Lkyt. 按護ルート雑感
Lkyt. 長流ルート雑感
Lkyt. ヤエルルート雑感
Lkyt. 永羽ルート雑感

駿河屋
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*画像はすべてparade.「Lkyt.」より。

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