【スマホ】BAROQUE ~ふと目を覚ますと異形になっていた~【STING】

【 BAROQUE ~ふと目を覚ますと異形になっていた~ 】

SS/PSで発売後、じわじわと人気を伸ばし「三大歪みゲーム」の一角を担うと言われるまでになった人気ゲーム「BAROQUE ~ゆがんだ妄想~」のスピンオフ作品。
カエルに似た姿の最弱の異形「グルー」となり、ランダムで変化する神経塔を奥へ奥へと進んでいくワンタップアクションです。
シンプル・カジュアルで、ついついハマってしまう面白さ!

【BAROQUE ~ふと目を覚ますと異形になっていた~】
発売/開発:STING
ジャンル:ワンタップアクション
対応ハード:Android/iOS
発売日:2022年2月1日
定価:完全無料
広告:強制広告なし、報酬広告あり
レーティング:10歳以上


このゲームは…

シンプルなワンタップアクション。
神経塔と呼ばれる、入るたびに構造のかわるダンジョンを、ひたすら前へ前へと進んでいくだけのゲームです。
ガチャでキャラクター(?)を集める要素もありますが、性能の差はなく、単なるコレクション要素です。
こういったタイプのゲームをクロッシーロードライクとも言うらしいですね。

BAROQUEの最弱の敵キャラを主人公としているという、実にマニアックな作品であり、シリーズファン垂涎の一本(ほんとか?

仕様

システム

画面タップで前進、スワイプで引っ張った方向へと移動します。
画面長押しで力を貯めて、力を貯めた時間に応じて数マスをジャンプすることが出来ます。
神経塔内部には、水場や動く足場、異形や住民、文様(魔方陣のようなもの)の設置などがあります。まぁなんかうまく生き延びてください。
時折、異形も何もいない場所があるので一呼吸入れましょう。ただしこちらを狙って近づいてくるタイプの異形もいるので気を付けて。
ほかの異形に攻撃されてしまったり、水没したりしてしまうと死亡です。

グルーの命は軽く、些細な事ですぐに死んじゃいます。
最弱の異形の名はダテではない。
原作本編では、主人公に踏まれるだけで死んでいました。攻撃せずとも、気が付くと足元でつぶれる音がしているのが常でしたからね…
つい笑ってしまうような死に様になることも多く、どれも理不尽なものばかり。
異形たちは単純な動きをしているものも多いですが、グルーを狙って攻撃してくるものもいます。当然攻撃されたら、HPなんてものはないので一撃で死にます。最弱なので。
さらにはジャンプした先に神経塔の住民がいてぶつかってそのまま水に落ちる、同じようにジャンプしたら猛スピードで走ってきた異形に激突して死ぬ…
これらの死に様は記録され、一定回数をさかのぼってシーンを閲覧することができます。
グルーの親であるはずのカトーにすら殺されちゃいます。まぁこれも原作通りだけど。ひどいね。

当然死ぬとゲームオーバーですが、気が付くと何度も再挑戦してしまいます。
1ゲームがとても短いので、サクサクと何度も遊べるのがいいですね。

やりこみ要素として、Googleアカウント紐づけの実績機能があります(iOSは不明)。
ほぼネタみたいなものから、かなり高難度の実績まで、様々なものが用意されているので頑張りましょう。
ってか無理! 100mとか無理!!

広告・ガチャ

課金はなく、広告のある完全無料アプリです。
ただし強制広告などはなく、ガチャに必要な通貨である「イデアセフィロス」を入手するために広告を視聴するかを選ぶ、というタイプです。
広告が見るのが嫌な方でも、ログインボーナスでもイデアセフィロスはもらえますし、神経塔内部にイデアセフィロスが浮いていたり(誰の…?)もしますし、さらには文様を踏むことで入手できたり、死亡時にももらえたりします。
なので、広告で足止めされるのがイヤな方でも安心ですね。
最も、広告を見て得られるイデアセフィロスはそこそこ多いので、早くガチャを引きたいならばやはり広告を見る必要があるとも言えます。

ガチャは、イデアセフィロスを消費すると、異形であるカトーから新しいグルーが吐き出される…という形になります。カトーから吐かれるグルー…という設定は原作通りですが、わりと世界一キモいガチャシーンになっているんじゃないかと思います。
ここで手に入るグルーは、様々なデザインのものがあり、当然とてもキモいです。なんでこんなものを集めてるんだ…という気持ちになること間違いなし。
なんと、STINGは毎月アプリにアップデートを行い、一年間、「シーズングルーを配信する」という、とんでもないファンサービスをしてくれました。うれしい(?

グルーを切り替えると、プレイヤーであるグルーの姿も変わるほか、神経塔内部の雰囲気も変更されます。
また、特殊なグルーもおり、神経塔内部に住まう住民の姿を模したグルーが出現したりもします。…えー…だから誰得なんだよこれー?
でもなんだかずっと遊んでいると、グルーが可愛く見えてきますね。まあこれ多分、ただの錯覚です。多分。

グラフィック

ひたすらグルーのキモさに全振りしてますが…まぁ、なんか愛らしく見えるような気もします。錯覚だと思いますが。
全体的にかなり暗めのグラフィックと、粗目の3DCGで作られています。…でもこれでも原作と比較したらかなりポリゴン数は上がっている気がしますね?(いやまあ当時の年代を考えればそう
でもまあ思い出してみれば、原作はかなりカクカクとした動きで近づく異形…というだったな…そう思えば、だいぶグラフィック進化してるんだな…

…まぁこれ以上滑らかにグルーに動かれても困るし、これくらいでちょうどいいのだと思います。

音楽・効果音

タップのたびにザッザッという前進する音と、グルーがつぶれる音がメインです。
つまりは音楽はないです。
BAROQUE本編も音楽は基本的になく、NPCのいる特殊な階に流れるような仕様だったので、こちらも原作通りというところではありますが。
無音なので、グルーがつぶれるときの悲鳴のような音を、より堪能できます。堪能してください。

総評

シンプルなのに、なぜか何度も遊んでしまう謎の魅力がある作品です。
ガチャや実績などのやりこみ要素もあり、カジュアルゲーながらも長く遊べる作品であると言えるでしょう。
シリーズファンならばぜひ遊んでみてほしい作品です。

いやしかしこのキモさ…ほんとクセになるな。

その他情報など

ちなみに、「異形」は「いけい」と読みます。「いぎょう」ではないらしいです。もっとも、このあたりの設定周りはかなりユルいので、結構自由に読んじゃってもいいものらしいですが。
それとBAROQUEの設定はかなり複雑なので詳しくは原作をプレイしては欲しいのですが、グルーはカトーの吐き出す愚痴、という設定らしいです。おもろいのでこの設定好き。

とはいえ今から原作をやるのは結構ツラいものもあるんですよね。
switch版もあるのですが、これ、若干プレイのしづらいSS版の移植なのです。
BAROQUEのジャンルは、ローグライクアクションなワケですが、SS版には倉庫的なモノがないんで結構厳しいのです。
PS版は、倉庫代わりになる「物の者」というキャラクターがいるほか、シーンリストという、ゲーム中に見ることのできたセリフを収集するやりこみ要素があるので、こちらがおすすめなんですよねー。こちらはPSストアでDL購入もできたのですが…今となってはPSPでのDLサービスが終了してしまっているので、やはりちょっとプレイ環境が厳しいかな…(VITAではプレイできるのかもしれないのですが、こちらは未確認なので…

BAROQUEシリーズは、以前レビューしたタイピング以外にも、原作含めいくつか持っているのでまたレビューしたいですね(もっともSTGに関しては認証キーをパケごと紛失中なのでそちら探しているところではあるのですが

DLリンク

グーグルストア アップルストア


*画像は全てSTING「BAROQUE ~ふと目を覚ますと異形になっていた~」より

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