【カード】魔導物語カード(魔導物語1-2-3 PC98版より)【コンパイル】

魔導カード【 魔導物語カード 】

シンプルながらも奥深いルールの魔導物語のカードゲーム。
MSX版から、若干ルールが変更になっています。

今回はゲームに合わせて、カードの絵もややリアル調のイラストになっています。
つまり全部新規書下ろしということですね…恐ろしい。
しかも、MSX版からさらに増えて、カード枚数はなんと48枚になりました。
壱先生の苦労も考えてあげてよぉ!

【魔導物語カード】
発売/開発:コンパイル
ジャンル:対戦型カードゲーム
収録ソフト:魔道物語1-2-3(PC98シリーズ)
対応ハード:アナログ(2~4人)
発売日:1991年11月23日
定価:9800円
レーティング:全年齢(…?)


基本ルールはMSX2番と同じですが、勝利条件が異なっています。
MSX2番では、手札を最後まで手元に残したプレイヤーが勝利、でしたが、今回は
・5ゲームやって獲得した得点が多いほうが勝利
・得点を30点獲得したプレイヤーが勝利
となっています。
ただ、今回はサイコロの使用はなくなっています。
まぁサイコロを使うとあまりカードの目が意味をなさなくなっちゃうかなと思っていたので、妥当な変更点かなとは思います。

また、その他の変更点として、カードを出すときの掛け声が設定されており、「魔導物語1-2-3!!」の掛け声とともにカードを場に出さなければいけません。
恥ずかしいわww

魔導カードカードのイラストは結構リアル調… なんですが、そのピンク色のぷよぷよはなんだwww
豪華総天然色カード、の名に恥じぬ、きれいなイラストのカードです。
妹と何度かプレイしたので若干汚れていますが、カードスリーブに入れてあるのでこれ以上は汚れないから大丈夫…

基本的なルールは同じで、書かれている素早さの順番通りにアイテムを使用し、それでも場に残ったモンスターの攻撃力合計値から勝敗が決まります。
アイテムはモンスター1体を石にして攻撃力を0にするという協力なものから、サタンとカーバンクルをこちらの場に引き寄せるという限られた用途のものなど、さまざまです。
アルルの攻撃力が低めで、その代わりサタンとカーバンクルを引き付けられるんですが、まぁ…そうそう狙って使えないよね。うっかり出して、勝って手札に戻したとしても、アルルを持っていることはほかの対戦相手にバレちゃうわけで…。

魔導カードアイテム使用の例。
この場合、メデューサがすばやさ10で、相手を石化するアイテムを使えるため、サタンを石化します。
右のプレイヤーは、マミーの能天草でサタンの攻撃力を倍にするつもりでしたが、サタンが石化させられてしまったので、自分に使うしかできず、マミーの攻撃力が1→2になっただけで終わりました。
当然、右のプレイヤーの負けです、強いカードを出したのに残念でしたね。
負けたプレイヤーは場に出したカードを全部捨てなければならず、勝ったプレイヤーは1枚を捨てて残りを手札に戻すことができます。
これを繰り返し、誰かが手札を0になったら負け。
手持ちにカードが残っていた場合、手持ちのカードの合計攻撃力が勝利ポイントになります。
さらにこれを繰り返し、最初に挙げた条件を満たしたら勝敗が決まります。

…という感じのゲームです。
強力なアイテムを持ったカードのキャラの使いどころなどを考えて出さなければならないので、結構戦略性があります。
一見はシンプルに見えるけどね。

ここでこういったカードゲームを考案した米光さんが、今はボードゲームの制作を中心に活動しているのはなんだかおもしろいですね。
魔導カードみたいなゲームもまた出ないかな? 無理か…?

*画像はすべてコンパイル「魔導物語1-2-3(PC98)」付属のカードゲームより

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