試験用紙を盗撮することを目的とした、大和田耕治、森口勝、西山恭介の3人と、それを止めようとしている気弱な古河宗也の4人は、深夜の学校へと忍び込む。
一方そのころ、教師・門真美緒も、忘れ物を取りに学校へと向かっていた。
美緒に現場を押さえられた彼らだが、とくに耕治にはどうしても後に引けない事情があった。
彼らは、美緒をレイプしてそれを撮影することで、美緒を黙らせるという、最悪な手段を選んでしまう。
立ち絵はなく、絵に文字がかぶさるノベルゲーです。
CGは10枚+背景＋男キャラ、の計12枚。既読部分をスキップしてのコンプリートまで1時間程度、の短編読み物。
開発ネームは「女教師悶絶地獄」とか「痛快女教師丸かじり」とかそんな感じだったらしいですが、明るめな開発ネームに反して、ひたすら暗い話です。
ただただ、美緒が凌辱されるだけ。可愛がっている生徒への暴力を見せられ、むりやりいうことを聞かされるシチュエーションは、ただ痛々しいです。
いやーえろえろな一作でした。
個人的な好みの話なのですが、原画家のMIN-NARAKENさんの絵は、このころのちょっとガタイのいい体系のころが、リアルで好きです(当時は賛否両論あったみたいですが)
性に嫌悪感があり、性行為にも不慣れ(処女ではない)な女性が、初めてイク、っていう描写はえろいものです。
選択肢はありますが、どれを選んでもゲームオーバーとかにはならず、選択直後の展開が変わります。
エッチシーンのパターンが大きく変わるので、何度かプレイしてすべてのパターンを読むのがおすすめ。
おまけで、メニュー画面で選択できる薔薇スイッチがあり、オンにしてゲームを起動すると、超短編のBLゲームになります。
男子生徒がお互い告白しあって襲い合ってるのを見て美緒ちゃんが泣く、ってだけの超短編。事情によりCGはありませんがｗ
スタッフ詳細は、スタッフロールが大雑把なもの(20世紀アリス全体のもの)しかないので、細かくはわかりませんが、今作のシナリオは、妖精(翅/樹)と同じく、繊細な感情を丁寧に書きあげる実力派の上田正吾氏でした。
それゆえに、女教師・美緒が性を嫌がる感情や、それを受け入れてしまう描写が、とても丁寧でグッときました。
攻略・おまけテキストがあるのですが、*.doc形式なので、Windows10では、Wordなどがない環境では見られません。テキストエディタで開こうとしても、文字の色変えなどの指定があるために文字化けしちゃうんですよね…
オンラインの変換ツールも無理でした。
Me環境などでは、普通に開けるのでそちらで見ましたが…。色々裏話があるので見たいところなのですけどね(攻略に関しては、シンプルなAVGだし、攻略らしい内容もないんですけど)
駿河屋＊画像はすべてアリスソフト「これD.P.S.？」より
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