赤城源十郎と言う男の罠によって、借金取りに追われる人生を送ってきた主人公(名前入力可)。
ところがある日、差出人不明の手紙により、巨大な学園・ぷに☆ふご～学園(通称・ぷに学)の教育実習生へと招待される。
そこは実は、学園を隠れ蓑にした巨大なカジノで、有力者たちが自分の娘を自分のかわりに学園へ送り込み、ギャンブルをさせているというトンデモ学園だった。
そしてこの「ぷに学」を作ったのは、宿敵・赤城源十郎だった。
…が、実はもう赤城源十郎は死んでいた。
復讐相手の死を知り、途方に暮れる主人公だったが、実は親を破産させた本当の敵は、赤城源十郎の孫で現在の学園の理事長、赤城宇沙菜であると知る。
主人公はこの学園で、自分考案のカードゲーム「ぷにレボ」で勝負し、少女たちからお金を巻き上げながら、宇沙菜への復讐を誓う。
私はただ女の子と大富豪するゲームがやりたかっただけなんですが、なかなか見つからなくてやっと見つけたこのゲーム。
スマホとかでも大富豪って見つからないよね… そんなに作るの難しいんだろうか。
と、このゲームを見つけたはいいんですが、ネット上に情報が極端に少なく、また見つけた評価もいまいちな感じでした。
…うーん、と思いつつも、大富豪やりたいしなーと思って購入。大富豪大好きなんですよ…
結果的には、システムが洗練されてなくて結構遊びづらいゲームでした。
エロゲーとしてもいまいちな感じですしね。
とりあえずレビューしていきます。
ゲームは昼休みと放課後に行えます。
それぞれの場所に移動するのに時間経過などの概念はありません。
ぷにレボで対戦するためには、この移動画面で自分のランクより上位の3名まで、または自分より下のランクのキャラクターを合計3名、対戦相手に誘う必要があるのですが…
教室などに行き、キャラクターに会っても、会話イベントのみでその場をいったん離脱します。その場では誘えません。
そしてもう一度、同じ場所に行くとメニューが出て、ぷにレボに誘うことが出来るようになります。
さらにはこの画面になっても、キャラクターのランクは会話だけではわからないため、誘えるのか誘えないのかは、二回目以降に同じ場所に訪れるメニューから、キャラクターの情報を確認する必要があります。
説明するとなると結構難しいですが、とにかく面倒くさい。
せめてすぐに相手のランクくらいはすぐにわかるようにしてほしかった。
キャラクターの現在のランクや、設定や使えるイカサマ技の確認画面です。
所持金も確認して…うむ、良いカモだ。
イカサマ技を本当に使っているのかどうかは、一部のキャラ以外、はっきりわからないのが残念。
全てのイカサマ技使用時専用アニメーションとか流れるようにすればよかったのに…なんか地味なんですよね。
こちらが対戦画面。一般的な大富豪…おっと、大富豪じゃなくて「ぷにふだレボリューション」でしたね…ですが、堂々とイカサマボタンがあるのが特徴的ですねｗ
使用するカードは、スートのかわりに4色の色分けされたカードになっています。
一般的な大富豪は、3が最弱で、1や2が13より強い、というのが一般的ですが、このゲームでは数字がそのまま強さになっています。
ジョーカーの役割をするカードは必ず2枚入っています。
特徴的なのは、6切り(6を含むカードを出したら必ずその場が流れて6を出した人が親になる)があることと、最強のカードであるジョーカーに青のカードの1を出したときに勝てる、というハウスルールが取り入れられていることでしょうか？
3人の相手のうち一人を「サシウマ」というお金をかける相手に選べ、その相手に勝つと所持金を奪うことが出来ます。
1ゲームが終わるたびにお金が清算されます。
また、こちらが勝利し、サシウマが所持金0になった場合は…
お楽しみのHシーンに！！
どうして大富豪に勝つとHシーンになるのか、なんて尋ねてはいけない。だってこれアダルトゲームだもん、Hシーンないと困るじゃん(困るの？)
なおHシーンはキャラごとに何パターンか存在するため、何度かサシウマに選んで勝利しなければいけません。これちょっと面倒…って思ったんですが、いずれにせよお金を稼ぐために何度も挑戦することになるのでちょうどよかった。
ただし…Hシーンは非常に短いです。短いものは15クリック程で終了しました。これでは、スタンバイした息子が発射する前にイベントが終わってしまう…
ちなみに、サシウマに選んだキャラが所持金0にならなかった場合は、最大5回まで勝負して、それで決着がつかなかった場合は、勝負はお流れになります。
また、自分よりランクの高い相手をサシウマに選んで勝利すると、自分のランクが上がります。
イカサマ技は保健室でお金を払って覚えることが出来ます。
…なんで保健室でお金を払うとイカサマ技を覚えられるのか、主人公が考案したはずの「ぷにレボ」のイカサマ技をなぜ保険医が知っているのかは突っ込んじゃダメだ。
このゲームはそういうものだと思わないとダメなんだ。
序盤はイカサマ技がなくてもなんとかなりますが、すぐに、イカサマ技を使わないとどうにもならないような状況になります。そりゃ相手もイカサマ技を覚えてるんだもんなあ。
お金に余裕が出来たら、早めに覚えに来ることをお勧めします。
何ともテキストに癖があるんですよね、話も唐突だし、なんだか読んでいてどんどん混乱していきます。
キャラクターの状況説明を聞いてるのに余計混乱するってどういうことなん。
なんですが、このゲームのシナリオライターさんは、ぷに☆ふご～の番外編小説でラノベ作家レビューしているらしいです…
…うーんこの文章力でラノベ…でもまぁゲームのシナリオ書きとラノベ書きは別の能力を要求されるからね…
なんとも良作とは言えないゲームなんですが、久々に大富豪をガッツリできて楽しかったです。
まだコンプしてないので、のんびり埋めていきたいと思います
DLsite
駿河屋*画像はすべてぴぃちぐみ「ぷに☆ふご～」より
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