1995年コンパイルより発売の、雑誌タイプDS5号に収録。
NPCと対戦するタイプのアクションゲーム。
キャラクターが可愛いのが特徴で、のちに同キャラクターを使用した続編が作られました。
【メルプールランド】
発売/開発:コンパイル
ジャンル:見下ろし方アクション
収録ソフト:DiscStation5号(雑誌タイプ)
対応ハード:PC98(3.5インチFD)
発売日:1995年2月15日
定価:1980円
レーティング:全年齢
よくあるストーリーではありますが、「力自慢大会に出場してなんでも欲しいものをもらおう」みたいなお話。
基本的には、優勝の栄光(ヘスティアの祝福)をもらうことのほうが、欲しいものをどうこうというよりも優勢っぽいですが。
…最近こういうストーリーのゲームないよね。90年代には多かったような気がするのですが…
キャラクターが独特なデザインでかわいいんですよねー。
キャラクターのバックグラウンドなどは、のちの号に収録されるメルプールランドストーリーで語られます(冒頭で言っていた続編ですね)。
ちなみに一番左の無表情がヘックンです。無表情、まじ無表情。いい。
なお、ヘックンはプレイヤーキャラクターとしては使えません、なんで!?
ゲームとしては、シンプルにフィールドから相手を押し出す、または相手のライフをゼロにする…というルールなのですが、何となく印象的には相撲みたいなゲームですね。
キャラクターの持っているオプションで相手をボコボコにするのはともかく、押し出すというのが、なんとなく土俵からポイッってする印象と重なる…
ルール的には、連打してオプションを前に出して相手を殴るという簡単なゲームではあるんですが、オプションにもHPが設定されているので、あんまり調子に乗って連打してると、こっちがピンチになりかねないです。
その辺がうまくできてるなあ。HPがなくなったら逃げ惑うしかないです。
うっちゃりぃい!
フィールドの外に押し出すのを狙うのが基本戦法ですが、もちろん相手も逃げ回ります。
この思考ルーチンがしっかり作られているために、単調にならずに楽しめます。
キャラクターのひとり、狐のジースなんですが、若干、幻世シリーズの犬のスマッシュとキャラがかぶるっていうw
デザインもセニョールさんだしな… せめてもっとイケメン顔していてくれたらよかったんですが、残念ながら顔芸しちゃってるので、マジでスマッシュっぽくなっちゃってます。
マジでイケメンなのにもったいないぜ。
いかにも当時のDSらしい、小粒のゲームなんですが、コンパイルらしさは全面に出ています。
やっておいて損はないですね。
続編もあるし。
◆スタッフ
プロデューサー:MOO仁井谷
キャラクターデザイン/ゲームデザイン:セニョール河北
音楽:スーパーけん太
メインプログラム:まうちゅ~
デモプログラム:わあくん
背景:セニョール河北/弓弦ノ助
スペシャルサンクス:コンパイル ALL STAFF
スーパーバイザー:北野不凡
*画像はすべてコンパイル「メルプールランド」より
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