【MSX2】魔導師ラルバ プレイ日記 ACT1 ~REBIRTH~【コンパイル】

【 魔導師ラルバ プレイ日記 ACT1 ~REBIRTH~ 】

魔導師ラルバ総集編は4つのエピソードがあるため、4回に分けてプレイ日記を連載したいと思いますー。
まずはさくっとエピソード1から。1はかなり短いし唐突な展開も多いのですが…当時はこれが好評だったのかー…、まぁ王道でそれ故に面白いという部分は確かにあると思いますが、ちょっと意外です。
でもこの魔導師ラルバが好評を得なかったら、魔導物語へとも発展しなかったんですよね、いろいろ不思議なものを感じます。

この記事には、作品の核心に迫るネタバレも含みます。
ネタバレを気にする方は、画面右のメニューや画面上部のリンクから移動してください。

魔導師ラルバは1988年、MSX2向けDiscStation#1より数号にわたり収録されたAVGです。
そしてこの魔導師ラルバ総集編は、それを再編して追加エピソードを加えて、パッケージ化したものです。
ここでは連載版ではなく、魔導師ラルバ総集編の方を扱います。連載版の方、配信して欲しい…

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また、DiscStationRe#1にも収録されています。


エピソードを開始すると、地図が表示されます…左の町から中央の町へと移動していくようですが…いいよねこういうの趣があって。

簡単にあらすじを説明すると…

光と闇に分かれた世界で、光からは大地の種が、闇からは巨人が生まれる。
そして巨人は自身の大きな体を分けようとするけれど、その途中で転んで別の部位を潰した者がいて、何人かの者が死ぬ。そして死んだ者の血肉から作られた世界が舞台です。
この、うっかりほかの者を死なせてしまった者の一人がラルバ。ラルバはもう一人の者と共に幽閉される。
世界は光から生まれたものと闇から生まれたものが混じり合い、やがて平和が訪れるが、ラルバが地下から抜け出した。そしてラルバを、光の戦士がおのれの肉体へと封じ込めた…

…というバックストーリーがあります。

このあたりゲームで語られずに、説明書でしか説明されていないのですが、ProjectEggやDiscStationReでは説明書同梱ではないようなので、もったいないですね…。
もう一人の幽閉されている闇の者はどうしているのかとか、いろいろと想像力をくすぐる部分も魅力的です。

さてさて、ではゲーム本編へと移ります。
まずは辺境の町の公園からスタート。
辺境…って言うのは私の想像も含まれていますが、遺跡がすぐ近くにあるくらいなので、あまり都会的なイメージは持てませんね。
なお、この時点では主人公がどういう人物なのか描かれていません。
サイバーキャットなのかもしれませんが、現状だと名無しっぽい感じ。
ご想像にお任せしますというやつだ。

ここには一人の少女が鎖につながれており、彼女の目の前から、ゲームはスタートします。
彼女が言うには、魔導師が自分のことを鎖で縛ったといいます。
主人公は、縛られたことを憂いている彼女に、ハンカチを差し出して、涙を拭きなよ、と言ったり、反面触りまくってウハウハしたりしますが、とりあえずここにいても埒はあきません。
…でも触るよね。触りたくなるよね。

とりあえずハイキョに行ってみると、そこにはハーゲンダックと名乗る、目つきの悪いアヒルがいます。
話しかけても反応はあまり帰ってきませんが、触ると、「なにしやがんでい!」と怒って戦闘になります。
うわー戦闘どうやるんだっけ!?
とりあえず防御…だけだと埒が明かないので、じゃんぷ!じゃんぷ!そしてキーーーック!!

と、飛び蹴りでハーゲンダックを破ると、彼は光の剣を落としていきます。
…ええ、そんな重要アイテムをあっさりと…?

なお、彼を撃破後は、遺跡を見れるのですが、ここには特に何もなく…。…ハーゲンダックがこちらをチラ見しているのが意味深です。先の展開を知っているので、ちょっと深読みしたくなります。
…ここは、もとは闇の魔導師ラルバに関わる遺跡だったりしたのでしょうか?

とりあえず遺跡には何もないようなので先に進むことに。
町に行くと、ここにはネズミの占い師がいます。
彼女(?)によれば、今後巨大な闇の魔導師が現れると言います。世界が闇に覆いつくされると…。
だけどあんまりじろじろ見ると、「主人公に惚れられた!」と勘違いした占い師に「どんな愛し方がいいか占ってみようか?」とか言われて、あの、ちょっと遠慮させてください…、ってなるので要注意だ!!
ちなみに彼女(?)は全身が性感帯だ!! ちょっと触るだけでアニメーションしちゃうほどにBI☆N☆KA☆Nな反応を見せてくれます。ええ…(ドン引き

町の奥へと進むと、巨大なふこふこしてそうなとりがいます。彼もフワフワした羽根を自慢に思っているようです。
おもむろに「とる」を選び、羽根をむしり取る主人公。えぇーだってそんな自慢されたらちょっとほしくなっちゃうじゃないですかー!!

そして再度町へ戻り、占いババアのもとへ。そこで再度「さわる」を選ぶと、羽根でこちょぐることができます。
もうこれにはババアも降参。
黄金のキーを渡してきて、やめるようにと要求してきます。
…またすんなり重要そうなアイテムが手に入ってしまった…。
なお、これいじょう「さわる」と、ババアがいい感じにあえぐので気持ち悪いのでやめよう。誰がダーリンやねん。

再度、公園の女の子もとへ。羽根を使ってこちょぐりましょう。もっと怒っていいのよ。
いやこれ完全に無駄な行動なんですが、みんなやるよね? 女の子に何かするコマンドがあったら触ったりこちょぐったりするよね?

なお、ここでするべきことは、女の子に黄金のキーを渡すことです。
すると、この鍵が鎖を解く鍵だったようで、女の子の封印が…解けて…?

ががーん!! なんということか!! 女の子の正体は魔導師ラルバ!!!
つまり彼女はニューハーフだったと言うことです。ががーん!!!
というか、ラルバが女の子のふりをしてあんな口調をしていたのかと思うとじわじわ来るんですが…、たぶん女の子としての意識も持っていたんでしょう。

なおラルバの攻撃は1ターンに2コもライフを削る重い攻撃です。うわーん痛いなんてもんじゃない!!
とりあえずここは光の剣を使おう…と、光の剣を構える。…構えるだけかい、攻撃は…とかもたもたしてたらライフが…ああもう!!

潔い真っ白な画面でゲームオーバー…。
もちろんコンテニューもなく、最初からです。短いゲームだからあまり苦ではありませんが、ラルバ戦では1度もコマンドミスをしてはいけないのと、あとハーゲンダッツ戦でも実はダメージを受けているとゲームオーバーになっちゃうんですよ。
第一章、実はちょっと厳しめ。

ということで最初からやり直します。まぁでも勝ちパターンを知った私にもはや負けはないわけですよグハハ。

光の剣でラルバの首を跳ね飛ばし、そして勝利……

ところが、光の剣を持つ限りは、数々の試練が主人公を襲う、と予言する占いババア…。

だけど勇気を持てば乗り越えられるとも、彼女は言います。

…そして、次の冒険へと、自分の故郷へ戻ろうとするサイバーキャットの話へと進んでゆきます…

ところでこの女の子は何だったのでしょうか?
正体がラルバだったとしたら、おそらく占いババアは正体に気付いたのではないかと思うし、それを安易に鎖につなぐだけで放置するでしょうか?
そもそも、この獣人だらけの世界において、明らかに人間的な姿をした彼女は、実に異質な存在です。
もしかしたら、この少女の正体が、自分の中にラルバを封じ込めた光の戦士であったのかもしれない、と考えられませんか?
そしてハーゲンダックは、主人公が光の戦士足り得るか、あえてこちらに光の剣を与え、遺跡でこちらの様子をうかがっていた、と言うようにも見えます。

それと、ここでのラルバの額の飾りが、パッケージやタイトルにある、2章以降のデザインとは違っているのは、やっぱりこの第一章と二章目以降で、大きく時の流れがあったように思えて仕方がないのです。深読みしすぎですかね。
ハーゲンダックも、1章目と2章目以降で別の子かもしれないよなとか…

まぁ、とりあえず、第一章はこのあたりにして、第二章へ移りましょう!
第二章からは、主人公がはっきりしなかった第一章とは違い、主人公が猫科の獣人・サイバーキャットとして描かれます。
次回に続きます。

いせきにいく→さわる→ジャンプ→ジャンプ→キック→ひかりのけん入手→まちへいく→さきにすすむ→とる→もどる→さわる→おうごんのキー入手→こうえんへいく→わたす→ひかりのけん→ひかりのけん→ひかりのけん→クリア
*ハーゲンダック戦で1度でもダメージを受けているとラルバには勝てません。

 

駿河屋

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*画像はすべてコンパイル「魔導師ラルバ総集編」より

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