【Win】アルル漫遊記プレイ日記 第一回【コンパイル】

【 アルル漫遊記プレイ日記 第一回 】

ストーリーが重視される傾向にあるAVGというジャンルでは、あまりプレイ日記を書くつもりはありませんでしたが、こちらはノベルのようなタイプのものではなく、かなりしっかりゲーム性があるものですので、書いてもいいかなーと思ったので書く。
ぷよキャラがメインと言うことでProjectEggなどでも配信の見込みがなく、また動作環境のせいでパッケージ化も難しいかなと思うので、なかなか遊べない方も多いかなと言うのも理由です。
こんなゲームがあったのかー!と、せっかくなので楽しんでいただけたらと。

この記事には、作品の核心に迫るネタバレも含みます。
ネタバレを気にする方は、画面右のメニューや画面上部のリンクから移動してください。

アルル漫遊記は、雑誌タイプDiscStation#13(1996年)に収録されたWindows向けAVGゲーム。
魔導シリーズではありますが、ジャンプヒーローや幻世シリーズなどのDSキャラクターが複数登場しているという、雑誌ファン向けも意識して作られた作品です。


ゲームは、アルルとサタンが言い争いをしているシーンからスタートします。
なお、このゲームの設定では、アルルは魔導学校へ通っているという設定になっていますね、はめきんの前後の話なのかな? どうも、通学の途中でサタンに捕まったらしいです。
カーバンクルを返して欲しいサタンは、アルルに「ちんちくりん」と言い放ち、それに怒ったアルルは魔法を発動!
サタンは魔力剣を出しそれを防ぎますが、その攻防戦に、なんとカー君がビームで参戦してしまいます。
3つの力がぶつかり合った結果、時空がひずんでしまい…、2人と1匹はその時空のひずみに呑み込まれてしまいます…。


気が付くとそこは見知らぬ場所…、しかも、アルル自身も、知らぬ間に見知らぬ服を身に着けています。
まるで異世界だね、とカー君と話しつつも、とりあえず歩き回ってみるアルル。
ちなみに背景は実写取り込みですが、ちゃんと魔導らしく3DRPGっぽく歩き回れます。ただし、写真の都合なのか、常に北向きにしか移動できませんw
周辺には、あちらこちらに巨大な門があり、その扉はしっかりと封じられていました。まるでここは閉じられた庭のような場所に見えます。

そこで奇妙なものを目にしたアルル。調べて見ると… なんとそれは巨大化し、まるでアルルの知っている「まもの」のような姿へとなりました。そしてアルルへと襲い掛かってきます!!
戦闘しようとするアルルですが、なぜか魔法が一切使えません。これは逃げるしかないと、必死でそこを離脱するアルルですが…

そこで、奇妙な紙切れを拾います。それは不動明王の呪符。それを持った途端、体が熱くなり…
ファイヤーの魔法を再び使えるようになったアルルは、今度こそまものを撃退します。
…って絶対さっきまでこんな紙切れ落ちてなかったんですけど、いつの間に出現したんだw ってかそんな貴重?なもの、ぽろっと落としたの誰だよホントにww

そこに現れたのは、安倍晴明と名乗る老人と、その助手でした。
そしてここは平安京と言うところであると語ります。そしてアルルの話を聞いた晴明も、アルルは異世界から来たのではないかと言いますが…
とりあえず、アルルは安倍晴明の家に身を寄せ、その代わり、この平安京で起きている怪異を解決する手伝いをすることになりました。

誰かが、藤原道長の命を狙っていると言うことで…、とりあえず道長へと謁見するアルルたち。
この都は、外から怪異が入り込まないようにしてあるということですが(あちらこちらにある大きな門がきっとそれですね)、その代わり、内部から発生する怪異には弱いのです。
なので、内部犯がいる…ということでそれを探すことになるのですが…

ところがそこに現れたのは、何とサタンでした!
この世界に飛ばされてきたときに、アルルと同じく魔力を失ったサタンは、その魔力を回復する手段として、藤原伊周と蘆屋道満に、藤原道長の命を奪うことを条件に出されたのです。
ところがここでカー君が怒ってサタンにビームを連射! それにショックを受けたのか、サタンはその場を離脱します。
そして、安倍晴明が「古い文献にあのサタンと言うものに似たものが載っていた」と言い出して、一度帰宅して書物を調べることになりましたが…。

山ほど本の詰まった本棚からめぼしい本を探していくと…、どうやらサタンに関係ありそうな本をいくつか見つけます。
ただし安倍晴明はその本は借りたものでまだ読んでいないから内容は分からない様子。
そのため、貸してくれた相手を探してきて欲しい、と頼まれます。…いや…読めよ。

都をうろついて、相手を探して連れてくると、安倍晴明とその助手は、「都の5つの場所でそれぞれ守護の結界を張れば中央でサタンの魔力を封じることができる」と言うことを調べ上げていました。
そして、それぞれの本を貸してくれた主は、その本にはそのための守護の方法が記されていると教えてくれます。
…しかし紫式部はあのコなのか…、日本最古のHENTAI小説を書き上げたのがあのコ…。…まあ、うん、何も言うまい。

…正直、本の持ち主を探すのも、隠れているのをクリックで見つけ出したり、クイズに答えたり、逃げ回るのをクリックで捕まえたり、何度も話しかけなければいけなかったりと、ちょっとメンドクサイんですが…
まあでも、結界を張るには人数も必要だし、協力を仰ぐ意味でも必要なので、安倍晴明に「貸してくれた相手を探せとか言ってないで自分で本を読め!」とばかりも言えないんですがw

見つけ出した4人に、さらに晴明を含めた5人で、結界を張ることになりました。
5つの方位から守護することで、中央に結界が張られ、魔の力を抑えることができる…ということになります。
その中央でサタンを倒すという作戦が立てられます。そして…中央にはペンg…道長様にいてもらうことで、サタンをおびき寄せる作戦となりました。
果たしてうまくいくのでしょうか…。

駿河屋

*画像はすべてコンパイル「アルル漫遊記」より

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