【Win】沙耶の唄【ニトロプラス】＊R18G

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悲惨な交通事故で両親を亡くし、自らも脳挫傷で生死の境をさまよった郁紀。
目が覚めたとき、彼の視界は歪み、周囲が肉塊だらけに、人間もぶよぶよした気持ちの悪い生き物に見えるようになっていた。
現代医学では治せない深刻な認識障害－－いよいよ自殺を考え始めた郁紀の前に、沙耶と名乗る一人の少女が現れる。
彼女だけは、この狂った世界で、郁紀の視界に、正常な人間の姿として映るのだった…

それは、世界を侵す恋。

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この狂った世界の中で、正常な姿に見える少女・沙耶。
退院の決まった日に、郁紀は沙耶を自宅へと誘った。
そして、二人だけの生活が始まる。

ゲーム内は郁紀のおぞましい視界が描かれます。
ちなみにグロいものが苦手な方のために、背景を暗くしたりボカしたりして見づらくするという機能がついていますｗ
それでもグロテスクな表現がダメな方にはきついと思いますが…
このレビューは全部オフにしたスクショなので、コワいと感じたら申し訳ないです。

人間の目には、異常があることが理解できない郁紀の病状。
だからこそ、郁紀は精神病棟に放り込まれるのを恐れ、平静を装って過ごしていた。
主治医・涼子にも、何事もなかったかのようにふるまうことを覚えます。

沙耶は奥涯教授という、郁紀の入院していた病院にかつて務めていた人物――沙耶の父親を捜していた。
郁紀は自分の診察日に、涼子へと「教授を知らないか」と質問を投げかけます。
またある日には、奥涯の自宅を探してみても、手掛かりはなかなか見つからず…

友人と呼べる人物が郁紀にもいた。
だけど彼らとの会話はもはや苦痛でしかなかった。
親しんでいた彼らがおぞましい化け物にしか見えなくなったことは、郁紀にとって悲しみだったが、それも次第にわずらわしさを感じるだけのものになってゆきます。
正常に聞こえない歪んだ声。汚水にしか見えないコーヒー。
郁紀には、友人たちの好意すら届きません…

この世界での唯一の清涼剤は沙耶の存在だった。
正体不明の少女、沙耶。
だけど郁紀には彼女が何者でも構わなかった。

貪欲に性を求めては、郁紀の精液を欲しがる沙耶。
それは年相応の少女らしくなく、みだらな妖女を思わせました…。

ひとりぼっちの青年・郁紀。
ひとりぼっちの少女・沙耶。
ふたりの恋はやがて世界を侵してゆく。

純愛ものとしてよく紹介されるのですが、私としてはそこまで純愛かなあとちょっと疑問です。
だってお互いがお互いしか見えない状況下、つまりほかに相手がいない状況下で結ばれたのは、純愛というより必然だったんじゃないかなあ？みたいに思ってしまう。
郁紀はそれはただの始まり、きっかけにしかすぎないと言っていたけれど、お互いしかすがれない状態ではあったわけだし、どうなんだろうなあ。
でも美しい物語ではありました。

主人公含めフルボイスのため、Hシーンでは男の喘ぎ声も多少入るため、苦手な方は注意が必要です。
あと注意してほしいのは、このゲーム、モザイクがめちゃめちゃ荒いです。
手の部分なんかを切り抜いたりしていないので、フェラシーンなんて何やってんのかわかんねえ。

っていうか郁紀のちんこでかすぎる…　沙耶ちゃんさすが、でっかい郁紀のモノも平気で飲み込んでるけど。

沙耶かわいいよ沙耶。
沙耶に脳みそくちゅくちゅされ隊。

◆攻略
攻略というか、この順番でエンディングを見てほしい！という私の願望ですｗ

余談ですが、このゲームのパッケージ、リバーシブルジャケットになっています。
健全なゲームっぽく見せることが出来るの優しいね。

DLsite

*画像はすべてニトロプラス「沙耶の唄」より

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