【 それいけ！アンパンマン みんなでハイキングゲーム！ 】
詳細不明ですが、ソフト本体及びタイトルのクレジット記載によれば、BANDAIより1992年発売みたいです。
ANGELというメーカー名も記載されているのですが、これは開発メーカーかな？
調べたのですがこれ以上の詳細は分からず。
アンパンマンという子供に人気のキャラクターを使用した、すごろくゲームです。
カートリッジの色は赤。
【それいけ！アンパンマン みんなでハイキングゲーム！】
発売/開発：ANGEL/BANDAI
ジャンル：テーブル(対戦すごろく)
対応ハード：ファミコン(FC)
発売日：1992年
定価：6000円
レーティング：全年齢
ある天気のいい日、ジャムおじさんが「ゲームをしないか」と発案します。
あの青い屋根の家まで、一番得点を稼いでゴールしたら勝ち。
アンパンマン、しょくぱんマン、カレーパンマンで遊ぶことにしたのですが、ところがこっそり盗み聞きしていた影がひとり…
というシンプルなお話のゲームです。
起動時にこのお話のデモがある以外には、ゲーム内にシナリオのようなものはないので、安心して遊べます。
雰囲気と構成の違う8マップが舞台。開始時に好きなマップを選べます。
プレイヤーは、1人+NPCから、3人+NPCまで。NPCはかならず参加します。
使用できるキャラは、アンパンマン、しょくぱんマン、カレーパンマンの三人。キャラ性能差はありません。
バイキンマンはセレクトできず、NPC固定です。
ゲーム内容的には、割と運が絡む普通のすごろくとしての部分が大きいように思います。
ミニゲームで得点が稼げますが、サイコロを増やす技とかがあるわけでもなく、結構オーソドックスな作りです。
得点は、ミニゲームで稼ぐほか、普通にマスを進んで稼ぐこともできます。一度にたくさんのマスを進んだほうが高得点。
進めるマスの数はルーレットで決めて、最大5マス。
6マスじゃないのは、5つの数字のパネルに、ドキンちゃんのパネルがあるから。
ドキンちゃんのパネルを引くと、じゃんけんのミニゲームが発生します。
じゃんけんのミニゲームです。ドキンちゃんにじゃんけんで勝てば、勝った手の、指の数だけ進めます。
ただし、負けたら一回休み。
パー以外出す選択肢がありませんｗ
ただし、バイキンマンがドキンちゃんパネルを引くと、じゃんけんは発生せず、ズルをして先に進んだり、ドキンちゃんが点数などをいじるいたずらをすることがあります。
ミニゲームは複数あります。これがメインの得点の稼ぎポイント。
ただし、ミニゲームが発生するのはプレイヤーのみで、バイキンマンはスルーします。
絵合わせゲームです。いわゆる神経衰弱ですね。
たまにボーナスでカードをあらかじめ見せてもらって覚えることもできます。
開いたカードに応じて得点が入ります。
カード当てゲーム。上の段の伏せられたカードを、バイキンマンが示すので、それに対応したカードを選びます。
先にカードの中身を確認させてくれるので、記憶ゲームです。
カードの位置に法則性があることが多いので、結構覚えるのは簡単。
絵合わせゲームとカード当てゲームは、ミスをして伏せられたカードが残ると、そのカードで入る筈だったスコアは、バイキンマンに横取りされてしまうので注意しましょう。
こちらはビンゴ。
ミスしてもバイキンマンにスコアは取られませんので安心。
ジャムおじさんのきまぐれで、中央のドキンちゃんが点灯した状態でスタートすることもありますが、基本的には全5回のチャンスのみでビンゴを狙っていくことになるので結構きついです。
＊情報いただきました！ 真ん中のドキンちゃんを点灯させてくれるチャンスは、「いいこと」の起きるアイテムを持っている状態だと、点灯状態にしてくれるようです！！(情報ありがとうございました！！
間違い探しのミニゲームです。
3つの間違いを探すのですが、結構難問も多いです。
ほんの数ドットのズレのある雲とかわかるかーーー！！！
画面中央下の丸の表示されたバーが残り時間。ミスをすると残り時間が減ります。
迷路ゲーム。
分かれ道までは自動で進み、その後は十字キーで進む方向を決めます。
ゴールした位置によってボーナスが変わりますが…バイキンマンのゴールにたどり着くと「いいこと」が起きるそうです。ﾎﾝﾄｶﾅ…
このミニゲームは、避けシューティングみたいなミニゲームです。
バイキンマンの投げてくるカビルンルンをよけながら飛び、ゴールまでたどり着くことが目的になり、成功すると近道…なんですが、カビルンルンが結構早いため、シューティングが苦手だとキビシイかもしれません。
クリアすると、スコアを得られるうえ、かなりのマス数をショートカット出来ます。
ただ、歩いたマス数が最終的なスコアにも影響するこのゲームで、このショートカットが有利に運ぶばかりとも限りませんが…
その他、マスを通過しただけで得ることのできるアイテムがあります。
このアイテムは、クリア時に持っていると、得点が大きく入るボーナスアイテム。
ぜひ入手したいところです。…が、前述したドキンちゃんのイタズラで、所有者が変わることがあります。
バイキンマンが目的地の青い屋根の家にたどり着くとゲーム終了。バイキンマンより後ろにいたキャラがいても強制終了です。ひどい。
稼いだ得点に、進んだマス目の数とアイテム所有でボーナスが入り、最終的な得点が一番高いキャラが優勝になります。
ここで、プレイヤーキャラの誰かがバイキンマンに勝利すると、マップクリア扱いになり、パスワードが出るほか、下記のミニゲームが解禁されます。
それにしても、負けたキャラがいい顔してますねｗ
クリアボーナスのミニゲームです。クリア後、タイトルから選べるようになります。
なお、クリア条件はパスワードによって保存され、タイトル画面でパスワードを入れることで、クリア状況を再現することができます。
まぁあんまり使うことないだろけどｗ
しかしクリアボーナスのミニゲームに、間違い探しと迷路がないのは残念ですね。
キャラクターもののゲームとしても、パーティゲームとしても、よく出来た良作だと思います。
キャラクターの口調がきちんと再現されているので、違和感がないですし、ヘンにオリジナルキャラを混ぜ込んだりしないので、とても受け入れられやすい作品です(最もアンパンマンはキャラが多いため、オリジナルキャラがいても違和感はなかったかもしれませんが)
意外とフィールドの種類や、各フィールドごとのギミックなども多く、また、同じフィールドでも、ギミックの変動により橋の位置や道が変わり、進めるコースがキャラによって全く違うルートに変わることすらあるため、何度も挑戦したくなるような楽しさもあります。
今やるとややボリューム不足が目につくのと、あとやっぱりちょっと子供向けなのもあり、思い出補正がないとちょっとツラいかもしれませんね。
私は子供のころかなりやりこんだ一本なので、とても楽しく遊べましたが。
25年ぶりくらいに遊んだよ。懐かしいなあ。
しかし当時持ってたソフトカートリッジ、どこにいっちゃったんでしょうね？
誰かに借りパクされたんだろうか(ファミコンあるある)
駿河屋＊画像はすべてBANDAI「それいけ！ アンパンマン みんなでハイキングゲーム！」より
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