【PC98】いもほり【コンパイル】

【 いもほり 】

1995年発売、雑誌タイプDS6号に収録されたカードゲームです。
いもを掘っていくように、カードの山をモリモリ掘ることからその名のついたゲーム。
そこまで独自のルールのものではないのですが、キャラクターも個性的だし、カードがかわいいのもあって、ついついハマってしまう一作です。
運の要素が強いため、やや難易度は高めですが、進行度合いが記録され、続きから遊べるようになっているので、じっくりやっていけば完全クリアできるはず!!

カードが魔導キャラということでProjectEggでの配信はなく、2017年に、魔導物語きゅ~きょく大全通として復刻されました。

【いもほり】
発売:コンパイル/ソフトバンク株式会社
ジャンル:テーブル(対戦カード)
動作ハード:PC9801
収録作品:ディスクステーション(BOOKタイプ)6号
発売日:1995年4月7日(新体制号)
定価:1980円
レーティング:全年齢


特にストーリーはなく、16人のキャラクターと次々対戦していくだけのゲーム。
キャラクターはみな個性的で、カエル(*モデルは故ケロル氏)やバニーちゃん、手品師、何らかの版権に引っかかりそうな人、挙句の果てには宇宙人までいる…というバラエティっぷり。

ちなみにルールはトランプの「ページ・ワン」の改変だそうです。
「いもを掘るように山札を掘っていくから」この名前だと言うことだけど、例えば実際のカードだといもを掘る感じは出るのかもしれないけど、ゲームだとバババッって高速でカードを手札に加えるため、あまり「いもほり感」はないかもしれません。

基本的にカードはトランプ風。
親が出したカードと同じ色のカードを出していき、手札に同じ色のものがなかったら山札から出るまで掘っていきます。ここがいもほりの所以。
そして、その場に出したカードで一番数字が大きなものを出した者が、次の親になります。
カードはAであるアルルが最強ですが、コンフィグからルールを変えることで、数字の2のドラコがアルルに対して強くなるという特殊ルールを適用することもでき、この場合、より戦略的に遊ぶことが出来ます。
ここは、のこり1枚になったところですが… …手札に青札がありません。一気に山札を掘るしかなさそうですね。

手札が増えてきて苦しいシーンです。
増える時には、運が悪いと10枚を超える手札を抱えることになり、まさに大惨事となってしまいます。
手札がなくなったキャラクターから、あがりとなり、上がった順番ごとにスコアが加算されます。
1位が1点、5位が5点、と、順位により多く加算されます。

3回勝負して、一番スコアが低いキャラが勝利になります。
上位2名のうちに入れば勝ち越しとなり、次のステージへと進み、次の対戦相手と勝負することができます。
ちなみにクリア画面、敗北画面には、右下にキャラが出たりして可愛い画面になっているのも特徴的。

目指せ! いもほりマスター!

ちなみにクリアしても「コングラッチレイションズ!」の文字と共にスタッフロールが流れるだけなのでちょっと寂しいです。

残念だったのが、つづきから、を選んでも、このようにルール説明の有無を問うダイアログが出る事でしょうか?
最初から遊ぶならまだしも、続きからでも出るのはちょっとうっとうしい。
ゲームにはコンフィグ機能がついてるのだし、せめて、ここはコンフィグからオフに出来ることが出来るようにしてほしかったなあ…

◆スタッフリスト(敬称略)
PRODUCER:MOO仁井谷
DIRECTOR:北野不凡
PROGRAM:佐藤隊長
GRAPHIC:みがく
SOUND:スーパーけん太
設定協力:恐竜単車/ハード吉山/KEROL
猫耳協力:水無月 彰
うさ耳協力:雷鳴寺 飛鳥
SPECIAL THANKS:影虎/もぐたん 梅村/むらさき 朱
1995 LMS Music
1995 COMPILE

駿河屋

*画像はすべてコンパイル「いもほり」より

クリックしてくれると励みになります。

にほんブログ村 にほんブログ村へ 

コメント

タイトルとURLをコピーしました