【ディスクサーガ番外編～THE TOWER OF MUDA～】
1991年12月発売のDS98#8に掲載。ディスクサーガシリーズの4作目。
これ、ProjectEggでマニュアルないんですよね。なんで…
…しかしなんで番外編なんだろう？ 今までも特に話のつながりがあったわけでもないのにね？
【ディスクサーガ番外編～THE TOWER OF MUDA～】
発売：コンパイル
収録媒体：DS98#8号
発売日：1991年12月13日
ハード：PC9801
レーティング：12禁
定価：2980円
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ディスクサーガシリーズ第4作目にして番外編。そしてディスクサーガⅠ完結編。
一作目の主人公・レイターが、豚のエサすらごちそうに変える伝説の調味料「アヂノモト」を手に入れるために、「MUDAの塔」へと挑む！
さあ、数々の冒険者の死体の山を築いてきたというMUDAの塔には、一体何が隠されているのか…何が待ち受けているのか…レイターの冒険が始まります。
ディスクサーガシリーズ定番、いつもと同じ、バーを赤のところで止めて攻撃成功、という戦闘システムを採用しています。
レベルが上がり、その敵との強さの幅が広がることで、バーが目押ししやすくなったり、攻撃成功の赤い部分が増えたり、逆に敵の攻撃が失敗しやすくなるという形です。
ただし今回は、正攻法で倒せない敵も複数いるぞ。弱点を突くアイテムを探し出すんだ！
そのためにはエッチなお姉さんのいるお店でＸＸＸがＸＸＸ……なことをしないといけない場合があり、そのために多くの資金が必要になります。
凄いお金稼ぎが必要になったよ…なんだこのゲームって思ったｗｗ
過去シリーズのゴインキョたちもいるよ。
甘いものを食べたがっているので持って行ってあげよう。
こんな風に、何かを欲しがっているキャラクターにアイテムを届けるようなイベントが複数あります。
戦闘システムはちょっと変わっているけれど、それ以外のシナリオとかイベントとしては、比較的オーソドックスな印象ですね。
ただこちらのセリフもなく、問答無用で「この私に敵対するとは！」とか言いながら襲い掛かってくるボスが多いのは気になりました。話を聞いてくれ。いや話すこともないけどｗ
さあ、無事レイターは、塔を制覇し、アヂノモトを入手できるのか！？
そんな時代のゲームだったんですね…笑
しかし1991年と言いますと、コンシューマ市場ではDQすりぃが出ていたのかもしれませんが、PC98ゲーム市場では、ランスⅢ～リーザス陥落～が出ていたころですね。
ランスⅢも、RPGとしてはちょっと変わった戦闘システムを盛り込もうともしている一作であり、そしてこちらのディスクサーガもまた、変わったシステムのシリーズですね。
RPGというものを変えていこう、オリジナリティを盛り込もう、と各社工夫した、そんな時代だったのかなあ…というのを感じます。
でも、ディスクサーガ初期が独自の戦闘システムを用いているのに対し、シリーズが進むにつれて、逆に独自な要素を省き、オーソドックスなRPGになっていったのは、不思議な変化だなあ？
ディスクサーガⅠシリーズ最終回と言うことで、ゴインキョやエル・キュド・ラビュス達夫婦も出演しにぎやかな作品です。
エンディングも、私はこの終わり方はスキでした。レイターのその判断、カッコいいよ…！
しかし騎士団やサルたち… 塔を登り切りラスボスに遭遇しない限りは、比較的内部は安全ってことなんでしょうか。なんかここを住居にしてる人多すぎるよねｗ
◆コンパイル＠DiscStationWIKI様の攻略はこちら。
◆一個見つけたバグ
騎士団長との戦いで、カエルのジョージを使った後に、月の石でマップを移動してしまうと、アイテム欄からジョージが消えてしまっており、ジョージは再入手不可なので、クリア不可能になる(正攻法ではまず勝てない難易度なのでこれは確実に詰みだと思います…この状態でセーブしてしまったので完全にアウトでした)
◆スタッフ
プロデュース：MOO仁井谷
企画野郎：うゑみぞ・ザ・ドワーフ！
プログラム：やすなり
美術：横尾12円
音楽・効果音：Dr.G/K・大矢
どーもサンクスっスよ：もりりん/絶対素敵アイジンオー
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＊画像はすべてコンパイル「ディスクサーガ番外編～THE TOWER OF MUDA～」より
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