【PSP】パタポン【ソニーコンピュータエンタテインメント】

【 パタポン 】

2007年に発売されたリズムアクション。
リズムに合わせて〇(ポン)や□(パタ)のボタンを押し、歌を作って進軍だ!
比較的わかりやすいルールなものの、フィーバーを維持するのは結構難しい…。
あとミニゲームが難しすぎて俺は泣いた。

【パタポン】
発売/開発:ソニーコンピュータエンタテインメント
ジャンル:リズムアクション
対応ハード:PSP/PSVITA/PS4
発売日:2007年12月20日
定価:4800円
レーティング:全年齢
*VITAはPSP版のDLのみ


貴方が手にした一冊の本に描かれていたのは、かつて神の打ち鳴らす太鼓に導かれ、世界を踏破したパタポンたちの物語でした。
あなたはパタポンの神になり、太鼓を叩いてパタポンたちを導きましょう!
ライバル種族ジドコンやあまたのボスに負けず、世界の果てに「それ」を見に行きましょう!


神様の太鼓は、□ボタンがパタ、〇ボタンがポン、△ボタンがチャカ、×ボタンがドン、にあてはめられています。
パタパタパタポン、で進軍、ポンポンパタポン、で攻撃、など、リズムよく太鼓を叩いて、画面内の敵や障害物を破壊して進軍し、パタポンを画面右端のゴールまで導きましょう(ボス戦はゴールがなくボスを倒せばクリアです)

ただし、太鼓と唄(旋律)を入手しないとその通りに演奏しても有効にならないので注意(例えば便利なポンパタの唄(回避)を手に入れないうちにポンパタポンパタと入力しても、ただコンボが途切れるだけでパタポンは回避行動を取ってくれません)

タイコの神って絶対太古の神とのダジャレになってるよね…

うまくリズムよく叩くとフィーバー状態に!
攻撃力・防御力もグーンとアップするので、出来るだけこの状態を維持するのが攻略の鍵となります。
うっかり途切れさせてしまってステージリタイアしたことが何度あることか…
パタポンはすごく楽しいんですが、リズム感がない人間なのですごく難しいんですよね。
画面枠の点滅のリズムに合わせて叩くといい感じになるのですが、枠を見ていると画面中央の戦闘の様子を見逃してしまうのでそれも難しいw
イヤホン推奨です。いやホントに。イヤホンなだけに(寒

フィーバー状態でドンの太鼓を、ドンドドンドドン!と叩くと、ミラクル(奇跡)が起こせます。\フォローミー/
ミラクルも入手したことのあるものしか起こすことが出来ません(出撃画面の装備アイテム扱いになっています)
ミラクル画面で指示通りに太鼓を叩くと、雨を降らせたり風を吹かせたりすることが出来ます。
熱帯地方を越えるために雨を降らせたり、追い風によってゆみポンの矢をより遠くに飛ばしたいときに有効です。
ただしコンボ(フィーバー)は途切れてしまうことに注意してください。

ステージ選択画面はこんな感じ。
天候は毎日(ステージに行くたびに)変化するので、向かい風が嫌な時は後回しにするなど、工夫すると楽に進めます。
狩りのステージには、たてポンを連れていかずにやりポンとゆみポンの遠距離攻撃部隊だけで、鼻の利く野生動物を狩りに行くなどの工夫も必要だったり…
ボスモンスターには何度も挑戦できるけれどどんどん強くなっていったり…
ただし、ストーリーに絡む特殊なステージは何度も挑戦できないのは残念でしたね。ドロップが結構おいしかったりするので… 武器や防具は基本的にステージでのドロップでしか手に入らないので、ジドコンとの戦いは武器や防具を手に入れるチャンスなんですよね。

最初はわずかしかいないパタポンたちですが、マテールの木で素材とチャリンを捧げることで人数を増やすことが出来ます。
この画面でより良い素材を選んで捧げることで、れあポンというより強いパタポンを生み出すことが出来ます。
ただし、部隊の隊員数がいっぱいになってしまった場合は、より強いパタポンを生み出すためには、弱いパタポンをリタイアさせなければなりません。
正直このリタイアシステムが嫌で…。だってリタイアさせると溶けて死んじゃうんですよ…?

また、戦場で力尽きても、キャップを持ち帰ることで、マテールの木で復活することが出来ます。
逆に言うと、敵のキャップごと食べてしまうような攻撃を食らってしまったり、うっかりキャップを持ち帰ることが出来なかったりすると、キャラクターはロストしてしまいます。
…れあポンのなかにはキャップを被ってないキャラクターも多くいるんですが(兜も装備できない)、それでも力尽きるとなぜかキャップを落とします。ここはツッコんではいけないです。

パタポンたちの拠点「パタポリス」には様々な特技を持ったパタポン(天才パタポン)がいて、ミニゲームが用意されています。
こちらはパン・ぱかポンによる木のダンスです。
歌に合わせてラッパを吹くと、大樹がダンスして、葉っぱや木の枝を落としてくれます。ただし葉っぱはハズレです。
他にも歌に合わせてお世話をすると食材をくれる巨大なえんどう豆のような植物をお世話する、ファ・ざくポンや、岩の子供の曲に合わせて音を鳴らして遊んであげるコン・きんポンなどがいます。

ただ正直ミニゲームは難しく、また遊ぶためには素材を渡す必要があるため、何度も遊んで練習するようなものでもなく、これが素材入手の重要な手段になってるのはいただけなかったなあ…
とくに、ファ・ざくポンのミニゲームは、クリア後の報酬の受け取りもミニゲームの内になっており、失敗するとミニゲームがどれだけうまく行っていても報酬がなく、単にプレイ開始時に渡した素材を喪失しただけになります。これは本当にいただけなかったので、その後挑戦しませんでした…

面白く、完成された楽しさではあるのですが、そのほかの要素が邪魔をして、純粋に楽しめない感じ、というところでした。
難易度高いし。
その難易度の高さが、たとえば自軍を強化してなんとかしようとしても、敵のドロップのシブさやミニゲームの難しさなどがあって、思うように行えず、「むぅ…」となる感じと言いますか。
前述した、パタポンをリタイアさせるのが嫌、っていうのもありますし…(自軍のパタポンを殺さないと自軍を強化できないなんて、神様のやることとはいえちょっとねえ…)

その点は2でうまく改善されているので、パタポンで挫折した人もパタポン2をやってほしいなと思います。
というか、狩りや戦闘の楽しさって、本当にパタポンで完成されてるんですよ、2をやっても、戦闘部分って全く代わり映えしなくてびっくりするくらいですw(調整はされていますが…)
それでいてパタポンの難点を上手く軌道修正しているのがパタポン2だと思います。
2のほうも近いうちにレビューしたいと思います。

そういえばこのゲームのPSP版の説明書、蛇腹状に折られてるんですよね、ブックタイプじゃないんですよ。
今となっては説明書って珍しいけど、これはまた更に珍しいですよね。些細なことですけれど。
べろーんと開いたのが「パタポンの古文書」って感じでちょっと面白かった。

駿河屋(PSP)

駿河屋(PS4)

*画像はすべてソニーコンピュータエンタテインメント「パタポン」より

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