【PC98】小鉄の大冒険【T2】*R18

奥チベットで、二人の男が、生まれて間もない女の赤ん坊を攫う。

そして何年もの時間が過ぎ、その少女・瞳が成長したころ。
瞳は、男性器を持つ虫のような謎の生物に襲われる。

探偵業を営む美保の事務所に、瞳と、その姉の英子の護衛の任務が飛び込んできた。
「小鉄」こと凛、美保、蘭白の三人と、コッソリ同行した主人公・竜也は、瞳の亡くなった父親の負の遺産による、壮大な事件に巻き込まれていくことになる…


原作は、MEE(みぃくん)によるアダルトコミックです。
原作コミック以外にも、アニメや小説、ドラマCDなど、様々なメディアミックス展開が行われ、このゲームもその中の一本でした。
が、ネットにはアニメのキャプチャ画像や、漫画のワンシーンなどを掲載した記事はあるものの、ゲームの記事はほっとんど見つからず… …ということで、うちのブログで紹介してみることにしました。

ちなみにこのゲーム版は、ゲームオリジナルキャラクターを中心に進んでいくため、原作を知らない状態でプレイしても、問題はありませんでした。
絵柄が気に入ったなら買って損はないですよ。
当時のAVGにしてはやりごたえもあるし…

ゲームはこんな感じで選択肢が出て、それを選んでいく感じのシステムです。
選んだ選択肢により展開が変わります。
とても大きい変化もあり、全く違う展開になることも…
少なくとも、私のブログ以外でこのゲームを扱っているサイト(1個だけ見つけた!)に掲載されていた、ほのぼのとしたCGは、私のプレイでは見れなかったので、かなり展開が変化するものだと推測されます。
まだちょっとあまり検証してないのですが、このシーンの選択肢でも、選んだ選択肢によって、CGに変化があることは確認済みです。また、この後の選択肢によっては、瞳さんだけではなく、英子さんを襲うシーンまで出てくることも…

PC98後期の作品なだけあって、CGはかなり綺麗。
キャラの立ち絵もあるんですが、ビジュアルシーンがかなり多く、立ち絵の利用以上にすぐに画面のCGが切り替わるので、実際は立ち絵を使っているシーンは少ないです。
後半なんてほぼビジュアルシーンのみで進んでいましたねー。
正直、ブログで連載していたプレイ日記も、ビジュアルシーンばっかりだから、載せるスクリーンショットの選択に苦労しました。だってあんまりビジュアルシーンを載せちゃうのももったいないじゃない? もしプレイしたいって思った人がいても、これ進研ゼミゲームブログで見たやつだ!ってなるのもナンじゃないか。

これでマルチエンドなんだから、どれだけの枚数のCGがあるのか…
さすが、FD9枚入りなだけはありますわ…(ちなみにインストールが大変だった…なんか妙に時間かかってたし、固まってるのかと思ってヒヤヒヤしたわ…

こちらの勇ましい子が、ヒロインの小鉄ちゃん(本名は凛ちゃん)。
そもそも「小鉄の大冒険」は「燃えよ鉄人」という漫画のスピンオフ作品でして、小鉄ちゃんは、燃えよ鉄人の主人公の妹だから、「小鉄」と呼ばれているそうな。
京都弁で喋る、ちょっと気の強い女の子です。表情が豊かでかわいいんだ。

今作は、小鉄ちゃんに想いを寄せている式神使いの「竜也」を主人公として展開するため、どうしても竜也が他の女の子を抱くシーンなどが描かれるため、その場面に遭遇してしまった小鉄ちゃんは、頻繁に心を痛めては、竜也を無視したり、怒って襲い掛かろうとしたり(暴力的な意味で)、と、小鉄ちゃんがちょっと可哀想な立ち位置になってしまっています。
でもまあえっちげーむの主人公になっちゃった以上、竜也と他の女の子のえっちシーンはどうしても覗けなかったのだろうなあと思うと仕方ないんですが、それにしても竜也は流されやすすぎです! キレた小鉄ちゃんにノされてしまえ!!

このゲームは選択肢タイプのAVGですが、いくつかのシーンで、ミニゲーム的な戦闘が挿入されます。
戦闘シーンの前には、セーブを促すメッセージが表示される親切設計。
ありがとうメタ発言。

戦闘を解説しますと…
「攻」は相手に攻撃をするが、相手も攻撃を選んでいた場合は同じようにダメージを受けてしまう。
「防」は相手の攻撃を完全に防ぎ、もし相手が攻撃をしてきた場合は気力ゲージが少し溜まる。
「気」は自分の気力をアップ。ただし敵に攻撃をされると、行動がキャンセルされてしまい、ダメージも受けてしまう。
「必」は気力が満タンの場合のみ選択できるコマンドで、必殺技を発動、必ずこれで戦闘が終了する。
…と言った感じです。
正直運ゲーですね。
ただ、大体の場合は「気」を選び続けて必殺技を発動させるのを狙うといい感じ、なバランスに作られているように感じました(ただし、ゲーム後半に巨大なヘッペ虫が現れた場合は、攻撃行動を多く取ってくるので、「防」を選んだ方が安全にゲージを溜められるかも?などというパターンもあります。

ただし、ストーリー上に必ず負ける戦闘がいくつか用意されているのがイヤでしたね…
その戦闘では、こちらが「気」を選んだら相手は「攻」を、こちらが「攻」を選んだら相手は「防」を…、と、必ずこちらに対してイヤな行動を取ってきて、絶対に勝てないようになっているため、あえて負けるコマンドを選んでいかないといけないので、ちょっとストレスでした。

ちなみに戦闘では行動時にボイスが流れます。
音質が悪く、聞き取れないくらいなのが本当に残念ですが…

必殺技は、コマ送り感はあるものの、全画面でアニメーションしてくれるので、迫力満点でカッコイイ!!
苦労して気力を溜めた甲斐はあります。
ちなみに必殺技は大槻にも用意されていたりします…へっぺ虫やぽこぽこにもあるのかな…さすがに未確認ですが…。

なお、エンディングでもアニメーションをしたりして…かなり可愛かったですね…!!
ちょっとしたアニメーションですが、いくつかのシーンに用意されているみたいです。
クライマックスの必殺技アニメは熱かった…!

というわけで、PCゲーム版「小鉄の大冒険」のレビューでした。
これを描いている段階ではまだ届いていないのですが、原作も購入したので、それを楽しみにしつつ。
原作を読んだら、そちらもレビューしますね。
あれ? これはゲームブログでは? と思われるかもしれませんが、ゲームの原作漫画だからゲーム関連グッズと言うことでいいんだよ!!w

■プレイログ
小鉄の大冒険 プレイログ1
小鉄の大冒険 プレイログ2
小鉄の大冒険 プレイログ3
小鉄の大冒険 プレイログ4
小鉄の大冒険 プレイログ5
小鉄の大冒険 プレイログ6
小鉄の大冒険 プレイログ7

*画像はすべてT2「小鉄の大冒険」より。

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